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前場に注目すべき3つのポイント~全銘柄取引停止が個人主体の需給状況にどの程度影響を与えているかを見極め

2020/10/2 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~全銘柄取引停止が個人主体の需給状況にどの程度影響を与えているかを見極め 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:全銘柄取引停止が個人主体の需給状況にどの程度影響を与えているかを見極め ■フジ、2Q方修正 営業利益25.78億円←11.0億円 ■前場の注目材料:パナソニック、来年9月に岡山工場閉鎖、放送関連製品が低迷 ■全銘柄取引停止が個人主体の需給状況にどの程度影響を与えているかを見極め 2日の日本株市場は、こう着感が強まりやすいだろうが、底堅さは意識されやすい。1日の米国市場はNYダウが35ドル高、ナスダックが159ポイント高だった。追加経済救済策の合意期待に加え週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し3月来の低水準となったことが材料視され買い先行で始まった。 その後、9月ISM製造業景況指数が予想を下回ったほかムニューシン財務長官と民主党のペロシ下院議長の交渉継続も合意の発表がなく失望感から一時下落に転じる局面もあったが、ハイテク株の上昇が下支えとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の23335円。円相場は1ドル105円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりのスタートとなりそうだ。昨日の全銘柄取引停止の影響もあり、海外勢の2日分のオーダーが入ることになるため、コア銘柄の底堅さが意識されやすいだろう。ただし、米雇用統計の発表を控えているほか、追加の経済対策の合意を見極めたいとする模様眺めムード、さらに欧米での新型コロナウイルス感染症の再拡大が警戒視されやすく、積極的な上値追いの動きは期待しづらいところであろう。 そのため、寄り付き後の底堅さを見極めたいところであり、足元のレンジとなった権利行使価格23125円から23375円の上限を捉えてくることが出来るかが注目される。NT倍率は直近で上昇をみせてきており、抵抗線レベルを捉えてきている。米国市場の流れを引き継ぐ格好からハイテク株が強含みの展開となるようだと、日経225型の買いが意識されやすい。先物市場ではクレディスイスの売りが目立っていたこともあり、ショートカバーに向かわせやすいだろう。 そのほか、昨日の全銘柄取引停止による個人主体の需給状況にどの程度影響を与えているかを見極めたいところでもある。機会損失の影響次第では、中小型株への利益確定の流れが強まる可能性もあるため、注視する必要があるだろう。また、IPO銘柄への資金集中が目立っていたこともあり、IPO銘柄の動向も意識しておきたいところである。 ■フジ、2Q方修正 営業利益25.78億円←11.0億円 フジ<8278>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は1540億円から1543.9億円、営業利益は11億円から25.78億円に上方修正した。4月の緊急事態宣言を受けた急激な需要変化に直面する中、利益率の改善に取組み、計画を大幅に上回る販売費及び一般管理費の削減を実行した結果、従来の業績予想を上回った。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27816.90、+35.20) ・ナスダック総合指数は上昇(11326.51、+159.00) ・シカゴ日経225先物は上昇(23335、大阪比+25) ・1ドル105円50-60銭 ・SOX指数は上昇(2291.77、+47.65) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・パナソニック<6752>来年9月に岡山工場閉鎖、放送関連製品が低迷 ・日本ペイントHD<4612>車塗料を再編、NPACが統括、地域ごとに事業統合 ・ソニー<6758>シチズン時計・セイコーと協業、スマートウオッチで ・三井物産<8031>ブラジルでモビリティーサービス創出 ・三菱自<7211>構造改革にまい進、国内で希望退職600人規模 ・日産自<7201>事業体制再編、4地域区分に ・SCREEN<7735>7—9月期、半導体製造装置受注27%増、台湾・NANDけん引 ・ダイキン<6367>RPA使い定型業務削減、全社で10万時間 ・NEC<6701>SaaS新会社設立、米投資ファンドと協業 ・東海カーボン<5301>黒鉛電極の値上げ交渉開始、需要増見据え安定供給へ ・住友ベークライト<4203>川澄化を連結子会社化、医療機器でシナジー ・住友化学<4005>サウジ社に790億円融資、石油・石化の運転資金向け ・旭化成<3407>ファブリック買収完了、アディエントの車内装 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月有効求人倍率(予想:1.05倍、7月:1.08倍) ・08:30 8月失業率(予想:3.0%、7月:2.9%) ・08:50 9月マネタリーベース(8月:前年比+11.5%)%) <海外> ・10:30 豪・8月小売売上高(前月比予想:-4.2%、7月:+3.2%) 《ST》
関連銘柄 14件
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総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
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塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
5301 東証プライム
1,028.5
5/2 15:00
-10.5(%)
時価総額 231,354百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
6367 東証プライム
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時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6701 東証プライム
11,170
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時価総額 3,047,735百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,387.5
5/2 15:00
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時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,060
5/2 15:00
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7201 東証プライム
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時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
479.4
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16,640
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時価総額 1,690,458百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8031 東証プライム
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時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
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時価総額 166,852百万円
愛媛県地盤のスーパーマーケットチェーン。イオングループ。四国4県と広島県、山口県で店舗を運営。外食やフィットネス、移動スーパー、ネットショップも展開。デリバリーを拡大。業容好調で3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/01/26