マーケット
4/25 15:15
37,628.48
-831.60
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 8:39:32
10,047,244
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:自民党総裁選戦後のテーマ株物色を考察【FISCOソーシャルレポーター】

2020/9/19 16:04 FISCO
*16:04JST 個人投資家・有限亭玉介:自民党総裁選戦後のテーマ株物色を考察【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年9月15日11時に執筆 今年の夏はマスクをして過ごさなくてはいけない過酷な夏でした。この様子だと年末までコロナと共生する事になるのでしょうかねぇ。冬にはインフルエンザの流行とコロナの対応が課題となりますが、新政権発足後に物色されそうな銘柄をチェックして参ります。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 自民党総裁選の立会演説会にて、菅氏の「不妊治療への保険適用拡大を実現する」との発言は株式市場で関連株が動意しただけに留まらず、不妊に悩む人達の支持を集めたようです。保険適用外の不妊治療を受けた場合、総額で100万円以上になる事も珍しくないそうで、保険適用が認められれば費用は大幅に下がるはずです。 上記の発言を受けて、産婦人科領域に強みをもつ製薬企業などに関心が向かいましたが、子供を産むハードルを下げるような待機児童対策も推進する旨の言及もあり、不妊治療だけでなく子育て支援等の関連銘柄も監視しておきたいですな。 また、菅氏が注力していくと思われる「デジタル庁」の創設を掲げた大規模なデジタル・ガバメント関連としてキャリアリンク<6070>が買われた他、マイナンバー関連としてはITbookホールディングス<1447>も物色されました。DX関連銘柄がコロナ禍で注目されている事もあり、組織全体を再編するような業務効率化を手掛ける企業にも思惑がありそうですねぇ。 そして、大手三社が独占状態である携帯電話市場においても三大キャリアへの値下げやMVNO事業者への卸料金についての改革が注目されております。今年6月末の日本通信<9424>がNTTドコモ<9437>から調達する音声卸契約にかかる音声卸料金の値下げについて総務大臣が認めましたが、菅氏の政策によって同様の事例が増えるかもしれません。 総裁選に立候補していた石破氏は地方創生に意欲を示しておりましたが、あたくしは菅氏のデジタル・ガバメントに付随する形で、ふるさと納税の変革もあり得るのではと考えておりますよ。新型コロナにより、東京の企業に務めながらも住まいを地方に移す潮流があり、税金を地方へ再分配するような新たな制度が出来る可能性もあります。 安倍政権時に大きく支持率を大きく下げる要因となった、新型コロナ給付金でのトラブルを考えると、以前より検討されていた政府の管理下で個人の銀行口座をマイナンバーと紐付けるような試みが始まるかもしれませんねぇ。 国の扱うシステムと地方自治体のシステムが統一されれば、中央集権化が強まる懸念はありますが、スピーディーな意思決定や政策実行の効率性は高まると思われますな。もし仮にそれが実行されるとすれば、NTTデータ<9613>などの政府との繋がりも強い金融系システム銘柄も幅広くチェックしておきたいどころです。 新政権の任期は来年の秋まで約1年であり、どれだけの政策を実行できるのか不安と期待が入り混じったような状況ですが、衆議院の解散があった場合、再び政治体制が大きく変わる事も視野に入れておかなければいけません。 なんにせよ、まずはコロナで失ったGDPの回復できるような景気刺激策を講じる必要があります。あたくし達投資家にしてみれば、この新型コロナに見舞われた時期での新政権というのは、大胆な政策を期待してしまいますねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《US》
関連銘柄 5件
263
4/25 15:00
-3(%)
時価総額 6,352百万円
ITbookとサムシングを中核に、ICTやDXのITサルティング、システム開発、人材サービスに加え、地盤調査改良、地盤保証等を行う。今期3Q累計はシステム開発や人材が足踏みも、利益は改善傾向となった。 記:2024/04/05
6070 東証プライム
2,433
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 30,634百万円
総合人材サービス。事務系人材サービスのBPOを軸に、コールセンター向け人材派遣や一般事務、製造系人材サービス、営業系人材サービスなども展開。短期間での大量業務処理能力に強み。24.3期3Q累計は足踏み。 記:2024/02/22
9424 東証プライム
198
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 32,672百万円
国内初のMVNO会社。モバイル通信サービス、SI会社や金融機関等向けモバイルソリューションを展開。日本通信SIMは個人、法人ともに契約回線数が伸びる。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/23
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9613 東証プライム
2,436.5
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 3,417,191百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07