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注目銘柄ダイジェスト(前場):ティーライフ、フィードフォース、DMG森精機など

2020/8/28 12:03 FISCO
*12:03JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ティーライフ、フィードフォース、DMG森精機など フィードフォース<7068>:6400円(-410円) 大幅に5日ぶり反落。東証が28日から信用取引に関する規制措置を強化し、売り材料視されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も貸借担保金率を50%(うち現金20%以上)とする増担保金徴収措置を実施している。フィードフォースは27日に上場来高値(7350円)を記録したばかりとあって、買い一服感も出ているようだ。 凸版印<7911>:1703円(-16円) 続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は31億円で前年同期比17.3%減となったが、退職給付の影響を除けば実質増益決算となっている。想定以上に堅調なスタートだが、通期見通しは400億円で前期比39.8%減益としている。116億円程度の特殊要因があるものの、それを除いても550億円超のコンセンサス水準を下回っている。保守的な計画とも捉えられるが、売り材料視する動きが先行している。 DMG森精機<6141>:1360円(+66円) 大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は24億円で前年同期比87.9%減益、第1四半期の33億円に対して、4-6月期は8億円の赤字に転落した。ただ、人件費の削減などによって、懸念されたほどの損失拡大には至らなかった。また、受注高は1-3月期の783億円から4-6月期は572億円に減少しているが、7-9月期は700-750億円と回復に転じる見通しとしている。通期予想のレンジ下限も上方修正しており、プラス材料視する動きが優勢。 ティーライフ<3172>:1360円(+84円) 急反発。前日に20年7月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の3.7億円から5.0億円に増額、外出自粛の影響で在宅率が上昇したことから、ECモールでの巣ごもり需要に対応した商品やテレビショッピングでのサプリメントの販売が大きく伸長したもよう。期末配当金も従来予想や前期末の20円から30円に引き上げている。上振れ期待はあったものの、業績・配当金ともに想定以上の引き上げとなる形に。 メドレック<4586>:336円(+13円) 大幅に反発。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>と米国で共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤)について、米食品医薬局に新薬承認申請書を提出したと発表している。米国のリドカイン貼付剤市場は18年時点で505億円と推計されており、MRX-5LBTが新薬として承認されれば収益向上が期待できるとして買いが入っているようだ。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所株も大幅反発している。 三菱UFJ<8306>:446.3円(+14.4円) 大幅反発。注目されたジャクソンホール会議において、パウエルFRB議長は「2%の平均物価目標」への修正を決定したと発表している。金融政策の目標として、2%を到達点とするのではなく、「一定期間」の物価上昇率を平均で2%とする方針としている。長期的なインフレ期待上昇への思惑が高まる形から米長期金利が上昇、メガバンク各社や保険株などが総じて買われる展開になっている。 エーアイ<4388>:2749円(+81円) 大幅に4日ぶり反発。AITalk5個人向けオリジナルブランド新製品を企業化すると発表している。法人向けに培った次世代型AITalk5技術をベースとし、個人利用者向けにキャラクター音声読み上げソフトをサービス展開する。入力したテキストをキャラクターの自然な音声合成で読み上げ、音声ファイルとして作成することが可能。スピードや音量、イントネーションもユーザーが自由に調整できるという。第1弾は21年2月に販売開始予定。 《ST》
関連銘柄 8件
3172 東証スタンダード
1,215
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 5,178百万円
メタボメ茶などの健康茶、健康食品、化粧品等の通信販売を行う小売事業、生活雑貨や食品等の卸売事業が柱。静岡県島田市に本社。プロパティ事業も。EC領域で販促拡充。プロパティ事業は袋井センター等が安定稼働。 記:2024/08/02
4388 東証グロース
580
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,997百万円
音声合成エンジン、関連ソリューションの提供を行う。独自の音声合成技術に強み。導入実績は2300社。フュートレックと経営統合で基本合意。法人向け製品はオーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が順調。 記:2024/06/09
98
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 3,722百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
4586 東証グロース
88
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 4,166百万円
経皮吸収型製剤技術に強みを持つ創薬ベンチャー。香川県東かがわ市に本社。帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」などが主要パイプライン。貼付剤パイプラインのほか、マイクロニードルの研究開発等も行う。 記:2024/08/19
6141 東証プライム
2,637.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 374,409百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
532
11/22 15:30
+80(%)
時価総額 13,917百万円
マーケティング支援会社。リスティング広告等の運用やデータフィールド管理、DX支援、マーケティングシステムの提供等を行う。ネット広告のアナグラム買収。ソーシャルPLUS等は受注額が増加。ベトナムの売上拡大。 記:2024/11/02
7911 東証プライム
4,026
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 1,283,110百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29