マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 0:11:17
15,277,540
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行後は底堅さが意識される展開に

2020/8/26 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行後は底堅さが意識される展開に 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い先行後は底堅さが意識される展開に ■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円 ■前場の注目材料:キリン、豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に ■利食い先行後は底堅さが意識される展開に 26日の日本株市場は、利食い先行後は底堅さが意識される展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが60ドル安となる一方、ナスダックは最高値を更新している。7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回ったものの、8月消費者信頼感指数が予想外の低下となったことが嫌気されがハイテク株が下支える格好に。また、ダウ構成銘柄の変更が発表され除外となったエクソンモービルの下落による影響もあったとみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の23300円。円相場は1ドル106円30銭台とやや円安に振れて推移している。 米国同様、昨日の上昇に対する利益確定の流れが先行することになりそうだ。ただし、米国ではAMDなどハイテク株の強さがみられており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えとして意識されやすい。日経平均はもち合いレンジ上限レベルを捉えており、利食いが出やすい水準であるため、想定内の動きとなろう。また、確実に下値を切り上げてきており、23000円及びその上のオプション権利行使価格である23125円処での底堅さが意識されやすいだろう。レンジ上限での底堅さが続くようだと、明確に上ブレイクを意識した流れにもなりやすい。 また、米国では新型コロナウイルス感染者数の伸びが鈍化しているほか、なにより今週はジャクソンホール会議が27~28日にオンラインで開催される。パウエルFRB議長の講演は27日に予定されており、期待感が先行しやすいため下値を売り込む流れにはなりづらいと考えられる。そのため押し目買い意欲は強いと考えられ、短期的に下に仕掛けてくる局面においては押し目狙いのタイミングといったところになりそうだ。 もっとも、国内においては安倍首相の健康不安説などが燻ぶっており、政策運営リスクを警戒する声も聞かれており、積極的に買い上がる流れにはなりづらい。また、米国では再び警官による黒人男性への銃撃が伝えられており、一部で暴動も起こっているようであり、こちらも手控え要因として意識されやすいところである。物色の流れとしてはハイテク株の動向のほか、新型コロナの影響から大きく売り込まれていた銘柄の動向を見極め。また、こう着感が強まる局面においては、物色対象が絞られてきているが、中小型株へのシフトが強まろう。 ■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円 アセンテック<3565>は2021年1月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の5.05億円から5.68億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症拡大により、一部のプロジェクトで遅延等が発生するなどの影響はあるものの、テレワーク需要の高まりにより、仮想デスクトップ関連製品の売上げが伸びたことや、サブスクリプションモデルに移行した「Resalio Lynx」が利益増に寄与した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23296.77、+311.26) ・ナスダック総合指数は上昇(11466.47、+86.75) ・1ドル106円30-40銭 ・SOX指数は上昇(2243.06、+23.69) ・VIX指数は低下(22.03、-0.34) ・米原油先物は上昇(43.35、+0.73) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・キリン<2503>豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に ・アサヒ<2502>公募増資などで最大1575億円調達、豪社買収の負債圧縮 ・伊藤忠<8001>ファミマへのTOB成立、意思決定を迅速化 ・コロワイド<7616>大戸屋へのTOB延長 ・インフォコム<4348>東南アで医用画像システム、インドネシア企業と契約 ・サイバーダイン<7779>エレベーター自動乗降の清掃ロボ開発、東急コミュニティーと連携 ・日立<6501>搬送ロボ400台受注、モノタロウ物流倉庫向け ・ブラザー工業<6448>中国のMC生産拠点に新工場棟、来年4月稼働 ・NTTドコモ<9437>携帯3社、分かれる「5G」戦略、周波数転用に慎重 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
1,605
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 2,441,221百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
2503 東証プライム
2,124.5
11/22 15:30
+16.5(%)
時価総額 1,941,793百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
3565 東証スタンダード
655
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 8,867百万円
VDIソフトウェアなど仮想デスクトップ関連製品の販売等を行う。サーバ、ストレージ機器等のクラウドインフラ等も。メガバンクや官公庁に納入実績。自社製品の売上拡大を図る。仮想デスクトップ事業領域は好調。 記:2024/10/24
4348 東証プライム
6,040
10/15 15:00
±0(%)
時価総額 347,904百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」の運営を行う。医療機関向けパッケージ・サービスなどのITサービスも。ヘルスケア事業は順調。米投資ファンドがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/26
6448 東証プライム
2,752
11/22 15:30
+60(%)
時価総額 709,345百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
7616 東証プライム
1,718.5
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 182,941百万円
牛角等を展開するレインズインターナショナル、かっぱ寿司等を展開するカッパ・クリエイト、ステーキ宮等を展開するアトムなどを傘下に収める持株会社。総店舗数は2500店舗超。アジア諸国、北米で事業強化図る。 記:2024/06/17
7779 東証グロース
188
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 40,447百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03