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前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行後は底堅さが意識される展開に

2020/8/26 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い先行後は底堅さが意識される展開に 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食い先行後は底堅さが意識される展開に ■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円 ■前場の注目材料:キリン、豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に ■利食い先行後は底堅さが意識される展開に 26日の日本株市場は、利食い先行後は底堅さが意識される展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが60ドル安となる一方、ナスダックは最高値を更新している。7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回ったものの、8月消費者信頼感指数が予想外の低下となったことが嫌気されがハイテク株が下支える格好に。また、ダウ構成銘柄の変更が発表され除外となったエクソンモービルの下落による影響もあったとみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の23300円。円相場は1ドル106円30銭台とやや円安に振れて推移している。 米国同様、昨日の上昇に対する利益確定の流れが先行することになりそうだ。ただし、米国ではAMDなどハイテク株の強さがみられており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えとして意識されやすい。日経平均はもち合いレンジ上限レベルを捉えており、利食いが出やすい水準であるため、想定内の動きとなろう。また、確実に下値を切り上げてきており、23000円及びその上のオプション権利行使価格である23125円処での底堅さが意識されやすいだろう。レンジ上限での底堅さが続くようだと、明確に上ブレイクを意識した流れにもなりやすい。 また、米国では新型コロナウイルス感染者数の伸びが鈍化しているほか、なにより今週はジャクソンホール会議が27~28日にオンラインで開催される。パウエルFRB議長の講演は27日に予定されており、期待感が先行しやすいため下値を売り込む流れにはなりづらいと考えられる。そのため押し目買い意欲は強いと考えられ、短期的に下に仕掛けてくる局面においては押し目狙いのタイミングといったところになりそうだ。 もっとも、国内においては安倍首相の健康不安説などが燻ぶっており、政策運営リスクを警戒する声も聞かれており、積極的に買い上がる流れにはなりづらい。また、米国では再び警官による黒人男性への銃撃が伝えられており、一部で暴動も起こっているようであり、こちらも手控え要因として意識されやすいところである。物色の流れとしてはハイテク株の動向のほか、新型コロナの影響から大きく売り込まれていた銘柄の動向を見極め。また、こう着感が強まる局面においては、物色対象が絞られてきているが、中小型株へのシフトが強まろう。 ■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円 アセンテック<3565>は2021年1月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の5.05億円から5.68億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症拡大により、一部のプロジェクトで遅延等が発生するなどの影響はあるものの、テレワーク需要の高まりにより、仮想デスクトップ関連製品の売上げが伸びたことや、サブスクリプションモデルに移行した「Resalio Lynx」が利益増に寄与した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23296.77、+311.26) ・ナスダック総合指数は上昇(11466.47、+86.75) ・1ドル106円30-40銭 ・SOX指数は上昇(2243.06、+23.69) ・VIX指数は低下(22.03、-0.34) ・米原油先物は上昇(43.35、+0.73) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・キリン<2503>豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に ・アサヒ<2502>公募増資などで最大1575億円調達、豪社買収の負債圧縮 ・伊藤忠<8001>ファミマへのTOB成立、意思決定を迅速化 ・コロワイド<7616>大戸屋へのTOB延長 ・インフォコム<4348>東南アで医用画像システム、インドネシア企業と契約 ・サイバーダイン<7779>エレベーター自動乗降の清掃ロボ開発、東急コミュニティーと連携 ・日立<6501>搬送ロボ400台受注、モノタロウ物流倉庫向け ・ブラザー工業<6448>中国のMC生産拠点に新工場棟、来年4月稼働 ・NTTドコモ<9437>携帯3社、分かれる「5G」戦略、周波数転用に慎重 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
5,483
5/10 15:00
-1(%)
時価総額 2,779,897百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
2503 東証プライム
2,297
5/10 15:00
+51.5(%)
時価総額 2,099,458百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3565 東証スタンダード
544
5/10 15:00
-8(%)
時価総額 7,364百万円
仮想ディスクトップ関連製品を販売。クラウドインフラ関連製品も。セキュリティ製品、サービスのラインナップ拡充図る。チェンジと業務提携。クラウドサービスは順調に売上が増加。24.1期3Q累計は業績堅調。 記:2024/01/27
4348 東証プライム
3,485
5/10 15:00
+504(%)
時価総額 200,736百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営。介護領域向けITソリューション等も。電子コミック配信サービスは従量課金コースの利用が伸びる。特別損失は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
6448 東証プライム
2,955.5
5/10 15:00
+154(%)
時価総額 774,994百万円
機械・ミシンメーカー。家庭用や工業用ミシンに加え、複合機やインクジェットプリンター、スキャナー製造、販売する。デジタル印刷機や工作機械等も。今期3Q累計の売上高は横ばいも、物流コストの減少により増益。 記:2024/03/07
6501 東証プライム
14,450
5/10 15:00
+285(%)
時価総額 13,995,865百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
7616 東証プライム
1,899.5
5/10 15:00
-166(%)
時価総額 165,074百万円
大手外食チェーン。子会社にアトム、カッパ・クリエイト、コロワイド、大戸屋、レインズ。居酒屋やレストランなど39ブランドを展開。配送センター集約で物流24年問題対応を加速。積極出展効果で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
7779 東証グロース
203
5/10 15:00
-4(%)
時価総額 27,902百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
8001 東証プライム
7,260
5/10 15:00
+114(%)
時価総額 11,506,301百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03