マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 15:44:50
10,437,129
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~連休明けを意識した押し目買い意欲

2020/7/22 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~連休明けを意識した押し目買い意欲 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:連休明けを意識した押し目買い意欲 ■日電産、1Q営業利益1.7%増 281億円、21年3月期業績予想は据え置き ■前場の注目材料:トヨタ、8月当初計画並み、国内生産、回復鮮明 ■連休明けを意識した押し目買い意欲 22日の日本株市場は、利食い優勢ながらも底堅い相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが159ドル高だった。欧州が復興基金で合意したことが好感されている。一方で、ナスダックは下落となったが、前日に大幅上昇となったハイテク株が利食いに押されており、決算前での想定内の動きといったところであろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の22720円。円相場は1ドル106円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行で始まろうが、日本電産<6594>のコンセンサスを上回る決算を受けて、ハイテクセクターへの押し目買い意欲は強そうである。また、米国では欧州が復興基金で合意したことを受けて景気敏感セクターが買われており、全体としての底堅さが意識されやすい。また、4連休前で商いは膨らみづらいところではあろうが、反対に短期筋の値幅取り狙いの売買が中心になりやすい。短期筋の売り仕掛け的な売買があったとしても下は売り込みづらく、早めのカバーに向かわせよう。 もっとも、上値も追いづらく、次第にこう着感の強い相場展開に向かいやすい。ただし、新型コロナウイルス治療薬への期待感や本格化する米ハイテク決算への期待から連休明けにも23000円のレンジ突破への意識に向かわせやすい。連休中の海外市場の動向から先回り的な売買は限られそうだが、買い方にとっては前倒しで執行される可能性もあるため、レンジ上限レベルを窺う展開も意識されるところであろう。 物色は前日のハイテク主導の上昇から、本日はややバリュー株にシフトしやすいところ。また、足元で強いトレンドが継続しているソフトバンクG<9984>については、目標株価引き上げ観測などもあり、引き続き注目されやすく指数の下支えとして意識されやすいところ。そのほか、材料のある中小型株については、短期資金が中心ながらも値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 ■日電産、1Q営業利益1.7%増 281億円、21年3月期業績予想は据え置き 日電産<6594>が発表した第1四半期決算は、営業利益が前年同期比1.7%増の281億円だった。市場予想コンセンサス(180億円程度)を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大で車載部品は苦戦するも、グローバルな規模でコスト削減に取り組んだことで増益を確保。2021年3月期の業績予想は据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22884.22、+166.74) ・NYダウは上昇(26840.40、+159.53) ・米原油先物は上昇(41.92、+1.00) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米景気刺激策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・トヨタ<7203>8月当初計画並み、国内生産、回復鮮明 ・住友金属鉱山<5713>遅延のカナダ金鉱山開発、7—9月に工事開始 ・住友商事<8053>炭酸リチウムを日中韓で販売、米社と代理店契約 ・八千代工業<7298>生産改革、日米で23年3月期めど黒字化 ・ブリヂストン<5108>VW製EVにタイヤ技術 ・ミスミG<9962>アルミ筐体部材2割引、設計支援サービス利用1万人突破 ・EIZO<6737>独子会社を移転拡張 ・NEC<6701>顔認証で搭乗スムーズ、スイス航空ITと協業 ・ダイセル<4202>ポリプラ完全子会社化、経営自由度高める ・帝人<3401>エアバスに炭素繊維材、生産性・コストで評価 ・日立金属<5486>医療用シリコーンケーブル量産、高い滑り性を実現 ・テルモ<4543>「ヒュミラ」のバイオ後続品、米のGMP適合取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
3401 東証プライム
1,411
5/17 15:00
-25.5(%)
時価総額 279,313百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4202 東証プライム
1,626.5
5/17 15:00
+38(%)
時価総額 492,737百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4543 東証プライム
2,723.5
5/17 15:00
-71.5(%)
時価総額 4,059,913百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5108 東証プライム
6,921
5/17 15:00
+46(%)
時価総額 4,939,504百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
5713 東証プライム
5,095
5/17 15:00
-2(%)
時価総額 1,481,697百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6594 東証プライム
7,327
5/17 15:00
+121(%)
時価総額 4,368,973百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6737 東証プライム
4,855
5/17 15:00
-45(%)
時価総額 106,718百万円
モニター専業メーカー。医療用やグラフィック向けで高シェア。高精度画像に強み。ヘルスケア部門は増収。診断用途向けは伸び悩むが、内視鏡用途向けは欧米などで販売好調。為替差益計上。24.3期3Qは2桁経常増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7298 東証スタンダード
1,387
1/9 15:00
-1(%)
時価総額 33,348百万円
自動車部品メーカー。燃料タンクやサンルーフに強み。売上の9割がホンダ向け。親会社のホンダがTOBで全株を取得した上でインド企業に株式の81%を売却へ。11月にTOB成立、同社株は1月10日付で上場廃止に。 記:2023/12/09
8053 東証プライム
4,109
5/17 15:00
-22(%)
時価総額 5,142,709百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9962 東証プライム
2,760.5
5/17 15:00
-22.5(%)
時価総額 785,417百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10