マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 14:24:47
15,188,783
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に

2020/7/20 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に ■NOK、2Q業績予想 営業損失▲165億円 ■前場の注目材料:トヨタ、アルゼンチン工場を2シフト体制に ■こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に 20日の日本株市場は底堅い相場展開になりそうだ。17日の米国市場では、NYダウが下落する一方で、ナスダックが上昇した。6月住宅着工件数の増加を好感し小幅上昇して寄り付いたが、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に6月から低下すると個人消費の鈍化懸念が広がり下落に転じた。一方で、ハイテク株は底堅く推移するまちまちな展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の22675円。円相場は1ドル107円00銭での推移をみせている。 米ハイテク株の上昇を手掛かりに、やや買い先行の展開になりそうである。日経平均は先週の上昇でこれまでのもち合いレンジの上限だった22700円処を突破し、23000円に迫る場面をみせていた。22700円から23000円のレンジに切上がっており、22700円処での底堅さを見極めたいところだろう。引き続き新型コロナウイルス感染者数の動向が重荷となるため、レンジ上限突破は期待しづらいが、今週から本格化する米決算を見極めたいとするムードも強く、売り仕掛けてくる流れも出難いと考えられる。 また、今週は3営業日となるため、積極的な売買は手控えられるだろう。薄商いの中を米決算の影響を受けやすくなるため、寄り付き段階でギャップスタートとなり、日中はこう着の強い相場展開になりやすい。また、参加者が限られることもあり、物色の流れは個別の材料株にシフトしやすい面もありそうだ。都内の新型コロナウイルス感染者数が依然として高水準であり、GoToキャンペーン迷走で感染対策の関連銘柄のほか、テレワークなどへの物色も再燃しそうである。 そのほか、英国政府が日本政府に対し、次世代通信規格「5G」の通信網づくりで協力を求めたことが分かったと報じられている。英国ではファーウェイを排除する方針を決めたこともあり、ファーウェイに代わる調達先となる可能性が伝えられており、NEC<6701>、富士通<6702>を中核に5G関連には物色が広がりをみせてくる可能性が期待されそうだ。 ■NOK、2Q業績予想 営業損失▲165億円 NOK<7240>は第2四半期業績予想を発表。売上高は2370億円、営業損失は165円の赤字を見込んでいる。新型コロウイルス感染拡大の影響により国内外の販売が大幅に減少した。通期予想については未定としている。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(10503.19、+29.36) ・シカゴ日経225先物は上昇(22675、大阪比+5) ・SOX指数は上昇(2068.99、+13.07) ・VIX指数は低下(25.68、-2.32) ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・トヨタ<7203>アルゼンチン工場を2シフト体制に ・スズキ<7269>インド生産500万台突破、110—250cc級中心 ・松屋アールアンドディ<7317>防護服を一般向けにネット販売 ・KDDI<9433>虎ノ門に新拠点、社員の座席6割に ・昭和電工<4004>窒化アルミの弱点克服、高耐湿フィラー開発 ・デンカ<4061>社員のモチベーション向上、青海工場の独身寮建て替え ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月貿易収支(予想:-119億円、5月:-8382億円) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(6/15-16開催分) <海外> ・10:30 中・1年物ローンプライムレート発表(3.85%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 9件
3,978
11/22 15:30
+177(%)
時価総額 735,536百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4061 東証プライム
2,131
11/22 15:30
+13.5(%)
時価総額 188,713百万円
1915年設立の総合化学メーカー。クロロプレンゴム、球状シリカと世界トップシェア。電子回路基板や半導体工程用材料、ワクチン、肥料、ABS樹脂等も手掛ける。アセチレンブラックの生産・販売体制の強化に注力。 記:2024/10/08
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7240 東証プライム
2,242
11/22 15:30
-16.5(%)
時価総額 388,178百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7317 東証グロース
728
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 15,388百万円
血圧計腕帯や医療用綿棒自動機等のメディカルヘルスケア事業、縫製自動機やエアバッグ等のセイフティシステム事業を展開。血圧計センサー用腕帯で世界トップシェア。メディカルヘルスケア事業では工程自動化を推進。 記:2024/08/20
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04