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ソフトバンクG、ファミリーマートが指数を押し上げる格好【クロージング】

2020/7/9 16:24 FISCO
*16:24JST ソフトバンクG、ファミリーマートが指数を押し上げる格好【クロージング】 9日の日経平均は反発。90.64円高の22529.29円(出来高概算11億7500万株)で取引を終えた。小じっかりで始まった日経平均は、前場半ばには22545.95円まで上昇したが、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファミリーマート<8028>が2社で日経平均を100円超押し上げた他は、こう着感の強い相場展開となった。後場は日銀のETF買い入れへの思惑等あって22679.08円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただ、引けにかけては利食い優勢の流れとなり、上げ幅を縮めていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターでは、情報通信、電力ガス、電気機器、証券がしっかり。半面、空運、不動産、鉄鋼、金属製品、海運、ガラス土石が冴えないなどまちまち。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、ファミリーマートのほか、エーザイ<4523>、ファナック<6954>、ソニー<6758>が堅調。一方で第一三共<4568>、セコム<9735>、キッコーマン<2801>、イオン<8267>が冴えなかった。 ソフトバンクG、ファミリーマートが指数を押し上げる格好となったことから堅調な展開に見えているが、全体としては7割近い銘柄が値を下げており、こう着感の強い展開だった。とはいえ、5日線や25日線を上回っての推移が続いていたこともあり、底堅さは意識されている。明日はファーストリテ<9983>の決算反応が重石となる可能性があるほか、ETFの分配金支払いのための売り需要もある。手掛けづらさはあるが、支持線レベルでの底堅さがみられるようだと、押し目狙いの動きも高まろう。 物色の流れとしては、今回の伊藤忠<8001>によるファミリーマートへのTOB発表によって、子会社再編を意識した物色のほか、日経平均の構成銘柄を探る動きが続くか注目されるところである。その他は、上昇基調にあるNT倍率の修正によるバリュー株への見直しが意識されてくるとは考えられるが、米国のGAFA銘柄をみると、引き続きグロース株優位の状況が続くとみられる。そのため、強いトレンドが継続している銘柄に対する上値追いは手掛けづらいだろうが、調整局面における押し目買い意欲は強そうである。 《CN》
関連銘柄 11件
2801 東証プライム
1,950
4/26 13:34
+11.5(%)
時価総額 1,890,361百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4523 東証プライム
6,242
4/26 13:34
-17(%)
時価総額 1,851,171百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4568 東証プライム
4,971
4/26 13:34
+205(%)
時価総額 9,678,706百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6758 東証プライム
12,810
4/26 13:34
+50(%)
時価総額 16,154,460百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,528
4/26 13:33
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8001 東証プライム
6,945
4/26 13:34
+36(%)
時価総額 11,007,061百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8267 東証プライム
3,298
4/26 13:34
+6(%)
時価総額 2,875,609百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。PB「トップバリュ」は値下げに重点。タカキューとは資本業務提携を解消。全セグメント好調で、3Q累計営業利益は過去最高更新。 記:2024/01/26
9735 東証プライム
10,995
4/26 13:34
-40(%)
時価総額 2,565,134百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
41,650
4/26 13:34
+110(%)
時価総額 13,253,905百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,788
4/26 13:34
+185(%)
時価総額 13,418,366百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10