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新興市場見通し:「金融緩和×ニューノーマル」下で新興株に資金、IPOも需要堅調

2020/6/13 15:14 FISCO
*15:14JST 新興市場見通し:「金融緩和×ニューノーマル」下で新興株に資金、IPOも需要堅調 先週の新興市場では、マザーズ指数、日経ジャスダック平均とも週末にかけて値を崩す場面があった。週後半に米連邦公開市場委員会(FOMC)や先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出といったイベントがあり、日経平均や米NYダウが急落。新興市場でもリスク回避目的の売りが出て、マザーズ指数は25日移動平均線の位置する900pt台半ばまで調整する場面があった。ただ、バイオ関連株などを中心に個人投資家の物色意欲は根強く、マザーズ指数は週間で小幅ながらプラスを確保した。なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.4%であったのに対して、マザーズ指数は+0.3%、日経ジャスダック平均は-1.1%だった。 個別では、アンジェス<4563>が週間で8.4%高、弁護士ドットコム<6027>が同3.3%高となる一方、メルカリ<4385>が同3.6%安、フリー<4478>が同0.6%安となり、マザーズ時価総額上位は高安まちまち。バイオ関連株やIT・インターネット関連株の循環物色が見られた。売買代金上位ではプレシジョン・システム・サイエンス<7707>、オンコセラピー・サイエンス<4564>といったバイオ・ヘルスケア関連株の一角が大幅高。AI inside<4488>も一部証券会社の高評価を受けて買われた。また、ナノキャリア<4571>は新型コロナウイルスのワクチン開発への貢献が期待され、週間のマザーズ上昇率トップとなった。反面、FRONTEO<2158>は利益確定売り優勢で、GMO TECH<6026>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同4.4%高となり、5月度の売上が好調だったセリア<2782>は同8.8%高となった。一方でハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同8.9%安と軟調。また、コックス<9876>が賑わいを見せ、週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、テラ<2191>は売りに押され、ズーム<6694>などが下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、マザーズ指数はしっかりか。株式相場全体として急ピッチの調整を見せた後だけに、個人投資家にもやや警戒ムードが出てくるだろう。しかし、米国で金融緩和の長期化が確認されたこと、コロナ再拡大の兆しから「ウィズコロナ」「アフターコロナ」が改めて意識されることなどを踏まえると、当面はバイオ関連やIT・ネット関連の新興株が投資資金を集めやすいと考えられる。 任天堂<7974>のように先週末にかけて年初来高値を更新してきた銘柄は、「金融緩和×ニューノーマル(新常態)」下の中核銘柄として期待できそうだ。マザーズならネットショップ作成支援のBASE<4477>やオンライン教材のすららネット<3998>などとなる。なお、今週は6月15日にシステム ディ<3804>、globalbridge HD<6557>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、16日にフェローテックHD<6890>、19日にブシロード<7803>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、ロコガイド<4497>(6月24日、マザーズ)とコパ・コーポレーション<7689>(6月24日、マザーズ)が先週までにブックビルディング(BB)を終えている。需要は堅調で、コロナショックとともに一時落ち込んだIPO人気は持ち直しつつあるようだ。今週も6月IPOのBBが続く。また、先週はSpeee<4499>(7月10日、ジャスダック)など4社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 27件
2158 東証グロース
639
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+2(%)
時価総額 25,122百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
2191 東証スタンダード
2
8/22 15:00
-2(%)
時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
6,870
4/26 13:12
+10(%)
時価総額 913,435百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
2782 東証スタンダード
2,861
4/26 13:14
+67(%)
時価総額 216,978百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3804 東証スタンダード
1,264
4/26 10:54
-7(%)
時価総額 8,213百万円
業種特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学校、スポーツジム用が軸。次世代学園総合情報システムは新規受注、引き合いが多い。特別損失は減少。23.10期通期は増収増益。24.10期も増収増益見通し。 記:2024/01/28
3998 東証グロース
397
4/26 13:03
±0(%)
時価総額 2,658百万円
教育サービス会社。小学校から高校のICT教材やクラウド型ドリルを開発、販売。学習塾の経営や独立開業等の支援も。専門学校等で顧客増。23.12期通期はすららネットの導入校数が増加。24.12期は増収計画。 記:2024/02/10
4385 東証プライム
1,771.5
4/26 13:14
-12(%)
時価総額 284,983百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4477 東証グロース
271
4/26 13:12
+3(%)
時価総額 30,349百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,744
4/26 13:14
-11(%)
時価総額 156,070百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4488 東証グロース
6,170
4/26 13:14
+20(%)
時価総額 24,668百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。OEM提供も。「DX Suite」利用ライセンスは増加。リカーリング型モデルは売上堅調。特別損失のはく落等により、24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/13
4497 マザーズ
2,710
9/28 15:00
-91(%)
時価総額 26,544百万円
チラシ・買物情報サービス「トクバイ」や小売店の混雑状況が確認できる「混雑ランプ」を運営。湖南市とICT活用情報発信で連携。くふうカンパニーとの統合で9月上場廃止、10月持ち株会社へ。21.3期は増収増益。 記:2021/06/24
4499 東証スタンダード
1,621
4/26 13:14
+15(%)
時価総額 16,570百万円
データ分析によるマーケティングやDX支援のサービスに加え、不動産販売やリフォーム、介護施設サイトの運営等を行う。レガシー産業DX事業は売上堅調。加盟企業数、ユーザー数が増加。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/02/23
4563 東証グロース
50
4/26 13:08
+1(%)
時価総額 8,931百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
19
4/26 13:12
+1(%)
時価総額 3,660百万円
創薬ベンチャー。がん分子標的治療薬の開発に適した標的遺伝子を同定し、創薬研究や開発を行う。売上は伸び悩む。リキッドバイオプシー、免疫反応解析等に関する研究開発費用を計上。24.3期2Qは業績苦戦。 記:2024/01/16
4571 東証グロース
176
4/26 13:11
-1(%)
時価総額 12,347百万円
創薬ベンチャー。組織再生やワクチン、がんの領域で医薬品を開発。mRNA医薬品開発から製造、非臨床開発、導出まで行う。今期3Q累計は化粧品材料供給収入やライセンス収入等を計上。利益は改善傾向となった。 記:2024/04/15
6026 東証グロース
5,710
4/26 13:10
+50(%)
時価総額 6,287百万円
ネット広告サービス会社。検索エンジン対策、GoogleMap対策、アフィリエイト、SNS広告などを展開。顧客増等で不動産テック事業は売上伸長。23.12期通期は最終黒字転換。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/02/23
6027 東証グロース
2,914
4/26 13:14
+58(%)
時価総額 64,918百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,930
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+120(%)
時価総額 378,518百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6557 東証グロース
1,422
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 3,908百万円
福祉施設運営会社。首都圏等での認可保育園の運営や児童発達支援、放課後等デイサービスなどを手掛ける。グループで107施設運営。既存施設の園児数は増加。販管費の減少等もあり、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/26
6694 東証スタンダード
1,022
4/26 10:14
±0(%)
時価総額 4,696百万円
音楽用電子機器メーカー。ハンディレコーダーやハンディビデオレコーダー、マイク、エフェクター等を手掛ける。マルチエフェクターは新製品等の寄与で売上増。23.12期通期は大幅増収。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/22
2,947
4/26 13:14
+58(%)
時価総額 138,335百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7689 東証グロース
616
4/26 13:14
-35(%)
時価総額 1,825百万円
生活用品を卸売先のTV通販番組や店頭で実演販売。実演販売士派遣、クラウドファンディング事業等も展開。ネット通販は足踏み。24.2期3Q累計はセールスプロモーションが増収。動画制作案件の受注が伸びる。 記:2024/03/05
199
4/26 13:09
±0(%)
時価総額 5,506百万円
DNA自動抽出装置が主力の医療装置メーカー。バイオ関連のラボ自動化や臨床検査用、付随する試薬や反応容器などを開発し、世界の有力企業にOEM供給。自動核酸抽出装置に注力。PCR検査装置停滞で、中間期は一服。 記:2024/03/31
120
4/26 13:08
+2(%)
時価総額 9,522百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材はドイツで販売好調。24.4期3Qは大幅増収、損益改善。 記:2024/04/16
7803 東証グロース
370
4/26 13:14
+2(%)
時価総額 27,521百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31
7974 東証プライム
7,609
4/26 13:14
+203(%)
時価総額 9,881,732百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
9876 東証スタンダード
215
4/26 13:04
+2(%)
時価総額 5,958百万円
カジュアルウエア専門店運営会社。ショッピングセンターへの出店を中心に、メンズやレディース、キッズ向けのカジュアルウエアを販売する。11月末の店舗数は177。今期3Q累計は既存店やECが堅調に推移した。 記:2024/02/01