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新興市場見通し:マザーズ人気も金利上昇で過熱調整か、6月IPOはBBへ

2020/6/6 15:05 FISCO
*15:05JST 新興市場見通し:マザーズ人気も金利上昇で過熱調整か、6月IPOはBBへ 先週の新興市場では、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇したが、日経平均に比べ伸びは鈍かった。週前半は新興株人気が続き、マザーズ指数は6月1日、およそ1年半ぶりに1000pt台を回復。ただ、週半ばになると為替の円安進行や金利の上昇に伴い、株式相場全体としてグロース(成長)株優位からバリュー(割安)株優位の地合いに変わった。新興成長株中心のマザーズでも先行して株価上昇していた銘柄を中心に利益確定の売りが出た。なお、週間の騰落率は、日経平均が+4.5%であったのに対して、マザーズ指数は+1.4%、日経ジャスダック平均は+1.2%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で0.6%高と小幅ながらプラスを確保し、弁護士にオンライン相談できるサービスを開始した弁護士ドットコム<6027>は同5.6%高と堅調だった。売買代金上位では、株式分割実施を発表したサイバーセキュリティクラウド<4493>、中外製薬<4519>とAI(人工知能)システムのライセンス契約を締結したFRONTEO<2158>、PCR検査装置を開発するプレシジョン・システム・サイエンス<7707>などが大幅高。また、GMO TECH<6026>の株価は前週末のおよそ2.1倍となった。一方、アンジェス<4563>が同4.6%安、フリー<4478>が同4.2%安となり、グッドスピード<7676>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力は日本マクドナルドHD<2702>が同2.4%高、ワークマン<7564>が同4.4%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同8.7%高と全般堅調。マクドナルドやワークマンは5月度の売上が好調だった。売買代金上位ではテラ<2191>が引き続き大幅高となり、ズーム<6694>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、第一商品<8746>や大木ヘルスケアHD<3417>が下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、マザーズ指数の上げ一服を想定しておきたい。米国では雇用の急回復とともに金利が一段と上昇。高バリュエーションのグロース株の割高感を強め、売りを促す要因となる。マザーズ指数は3月安値527.30pt(取引時間中)から先週の高値1022.39pt(同)までほぼ一本調子で上昇。個別でも目標株価超過による投資判断引き下げが散見され、やや過熱感が出てきていただけに、これを冷やすには良いタイミングだろう。「アフターコロナ」を睨んだ新興株への期待は依然として高く、金利の騰勢が一服すれば人気再燃しそうだ。 空運株が急伸するなど経済活動再開への期待が株式相場を押し上げており、新興市場でも航空券予約サイトのアドベンチャー<6030>などに物色が向かいやすいだろう。なお、今週は6月9日にアスカネット<2438>、11日にGA technologies<3491>、ステムリム<4599>、12日にスマレジ<4431>、Link-U<4446>、サンバイオ<4592>、ギフト<9279>などが決算発表を予定している。ラーメン店運営のギフトなどはあく抜け感につながるか注目したい。 IPO関連では、ロコガイド<4497>(6月24日上場、マザーズ)とコパ・コーポレーション<7689>(6月24日、マザーズ)が無事に仮条件発表を通過した。今週も6月上場案件が順次、仮条件を発表しブックビルディング(BB)期間に入る。なお、先週はBranding Engineer<7352>(7月7日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 26件
2158 東証グロース
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時価総額 25,044百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
2191 東証スタンダード
2
8/22 15:00
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時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
2438 東証グロース
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写真集をオンデマンドで作製。葬儀社向け遺影写真加工も。24.4期上期は遺影写真加工やスタジオ向け写真集が堅調。だが空中ディスプレイの先行投資継続。採用増・賃上げなども利益の重石に。Vライバー事務所を買収。 記:2024/02/08
6,860
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時価総額 912,106百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
1,015
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時価総額 14,283百万円
医薬品商社。医薬品や健康食品、化粧品、メガネ、コンタクトレンズなどを卸売。メーカー機能も有し、自社開発製品やNBメーカーとの協同企画商品も展開。経費抑制効果や効率改善などが寄与し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
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4/25 15:00
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時価総額 46,646百万円
不動産プラットフォーム「RENOSY」を通じ、都内マンション中心の賃貸や売買、不動産投資等のサービスを提供。売却DX成約件数は2165件と増加。23.10期通期は収益伸長。24.10期は2桁増収増益計画。 記:2024/01/27
4385 東証プライム
1,783.5
4/25 15:00
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時価総額 286,913百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4431 東証グロース
2,241
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 43,998百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3万4288店と増加続く。平均解約率は低水準維持。24.4期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
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時価総額 8,876百万円
サーバープラットフォームの提供やアプリケーション開発等を行う。マンガアプリに実績を多数持つ。今期は増収、大幅増益スタートとなった。自社プロダクトがけん引。大手出版社や通信会社からの開発受注も好調だった。 記:2024/01/25
4478 東証グロース
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-85(%)
時価総額 156,696百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
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時価総額 24,307百万円
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4519 東証プライム
4,860
4/25 15:00
-291(%)
時価総額 8,160,222百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4563 東証グロース
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時価総額 8,753百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4592 東証グロース
413
4/25 15:00
-9(%)
時価総額 28,344百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
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-11(%)
時価総額 25,906百万円
バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発。新規再生誘導医薬に関する薬効試験、非臨床試験は進捗。24.7期2Q累計は損益横ばい。 記:2024/04/15
6026 東証グロース
5,660
4/25 9:01
±0(%)
時価総額 6,232百万円
ネット広告サービス会社。検索エンジン対策、GoogleMap対策、アフィリエイト、SNS広告などを展開。顧客増等で不動産テック事業は売上伸長。23.12期通期は最終黒字転換。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/02/23
6027 東証グロース
2,856
4/25 15:00
-127(%)
時価総額 63,626百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6030 東証グロース
3,375
4/25 15:00
-45(%)
時価総額 25,316百万円
旅行サイト運営会社。格安航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営。航空券の検索や予約、販売等のサービスを提供。積極的な広告投資継続。アプリは2000万DL超。M&A効果等で、24.6期2Qは2桁増収。 記:2024/03/04
3,810
4/25 15:00
-90(%)
時価総額 366,960百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6694 東証スタンダード
1,022
4/25 15:00
-3(%)
時価総額 4,696百万円
音楽用電子機器メーカー。ハンディレコーダーやハンディビデオレコーダー、マイク、エフェクター等を手掛ける。マルチエフェクターは新製品等の寄与で売上増。23.12期通期は大幅増収。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/02/22
7564 東証スタンダード
3,915
4/25 15:00
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時価総額 320,431百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7676 東証グロース
880
4/25 13:43
-3(%)
時価総額 3,005百万円
愛知県中心に中古車販売店を展開。SUVや4WDに強み。整備・鈑金、保険代理店、レンタカー等の附帯サービスも。23.9期3Qは2桁増収。附帯サービス関連は売上好調。自動車販売増による顧客拡大等が寄与。 記:2024/01/17
7689 東証グロース
651
4/25 15:00
-31(%)
時価総額 1,929百万円
生活用品を卸売先のTV通販番組や店頭で実演販売。実演販売士派遣、クラウドファンディング事業等も展開。ネット通販は足踏み。24.2期3Q累計はセールスプロモーションが増収。動画制作案件の受注が伸びる。 記:2024/03/05
199
4/25 15:00
-2(%)
時価総額 5,506百万円
DNA自動抽出装置が主力の医療装置メーカー。バイオ関連のラボ自動化や臨床検査用、付随する試薬や反応容器などを開発し、世界の有力企業にOEM供給。自動核酸抽出装置に注力。PCR検査装置停滞で、中間期は一服。 記:2024/03/31
8746 東証スタンダード
170
4/25 15:00
+2(%)
時価総額 4,918百万円
20年に金先物取引事業を譲渡し、金地金売買が柱に。商品デリバティブ取引、海外子会社による暗号資産「Kinka」の販売も。金地金事業は黒字転換。持分法による投資利益を計上。24.3期2Qは経常黒字転換。 記:2024/02/02
9279 東証プライム
2,975
4/25 15:00
-105(%)
時価総額 59,336百万円
横浜家系ラーメン「町田商店」を展開。プロデュース店やFC店への食材やノウハウの供与も。24.10期は国内既存店売上を前期比5%増と想定。直営店出店は国内40店舗、海外1店舗の見込み。最高業績・増配を計画。 記:2024/02/07