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日経VI:低下、良好な市場心理を映し2月25日以来の安値水準に

2020/6/5 16:41 FISCO
*16:41JST 日経VI:低下、良好な市場心理を映し2月25日以来の安値水準に 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比-1.74pt(下落率-6.27%)の26.02ptと低下した。なお、高値は27.23pt、安値は25.60pt。本日の東京株式市場で日経平均は82円安で始まった。昨日までの4日間で800円を超す上昇となった反動安という見方が多く、市場心理が悪化することはなく、日経平均の下げ幅が100円を超す場面ではすかさず押し目買いが入った。良好な市場心理を映し、日経VIは終止マイナス圏で推移した。午後は今晩発表の5月の米雇用統計への期待感もあり、日経平均はプラスに転じた後、上げ幅を拡大。市場心理は一段と強気に傾き、日経VIは下げ幅を広げ、2月25日以来の安値水準となった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《YN》