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22500円処での押し目買い意欲が強い【クロージング】

2020/6/5 16:12 FISCO
*16:12JST 22500円処での押し目買い意欲が強い【クロージング】 5日の日経平均は5日続伸。167.99円高の22863.73円(出来高概算13億9000万株)で取引を終えた。前日の買い一巡後のこう着の流れが続き、利食い優勢の展開から始まった。しかし、寄り付き直後に付けた22563.56円を安値に底堅い値動きをみせるなど、押し目買い意欲の強さが窺えた。前場こそマイナスで終えていたが、後場寄り付きで下げ幅を縮めると、大引けにかけては米株先物の上昇も支援材料となり、ショートカバーとみられる流れが強まった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは空運の上昇率が8%を超えたほか、鉄鋼、海運、保険、銀行、不動産、証券が堅調。半面、精密機器、パルプ紙、食料品、情報通信、小売が小安い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>がけん引。一方でテルモ<4543>、エムスリー<2413>が冴えない。 日経平均の日中値幅は300円程度であるが、寄り付きを安値に底堅い動きをみせ、大引けにかけての上昇だったため、値幅以上に強い感覚であろう。昨日も上げ幅は縮めたものの、22500円処からは切り返しており、22500円処が心理的な支持線として意識されそうである。また、過熱警戒が意識されているが、昨日の寄り付きのギャップスタートで利益確定の流れが出ていたと考えられ、大きく需給が買いに傾いているとは考えづらい。 一方で、押し目買い意欲の強さが意識されており、リバウンド基調は続きそうである。もっとも個別では指数以上に過熱感が警戒されている銘柄も少なくない。現状は資金回転が効いていることから過度に警戒する必要はなさそうだが、一気の利益確定に伴う資金流出も意識されてくる可能性も考えておきたいところであり、出遅れ物色に向かわせそうである。 《AK》
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