マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 9:15:54
9,764,734
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・有限亭玉介:アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2020/5/23 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年5月19日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まず最初にご紹介するのがIoTデバイス開発などを手掛けるACCESS<4813>です。テレワーク関連として、同社のクラウド型ビジネスチャット「Linkit」が思惑となっております。3月13日の決算では、経常利益が減益着地となりますが、21年1月期は増益予想と発表すると、好感され株価は反発しました。同社はソニー損保の「GOOD DRIVE」向けのビーコン開発や、教育ICTなども展開しており、新型コロナの影響は、同社には軽微と見られているようです。チャート(日足)は、保ち合いが続いている様子ですが、緊急事態宣言後の生活の変化により、同社に再び脚光が当たるのではと見ております。 2つ目の銘柄は5G関連銘柄より、リバーエレテック<6666>です。スマートフォン向け世界最小クラスの小型音叉型水晶振動子が、堅調に業績寄与しております。5月13日の決算発表では、20年3月期の経常利益が赤字でしたが、21年3月期の予想は3.76億円の黒字と発表すると、一目均衡表(日足)は雲の中から窓を開け急騰し、雲の上限を上抜きました。小型音叉型水晶振動子の需要増を受けて、製造子会社の青森リバーテクノは、安定した供給体制を確立する為、製造ラインの増設をしたとの発表もあり、巣ごもりによるIT端末需要の拡大も追い風になるか期待ですな。 3つ目の銘柄は識学<7049>です。4月13日の決算発表では、経常利益が堅調に黒字着地しました。テレワーク等で生産性重視のムードが市場で高まり、同社の提供するコンサルティングの需要も拡大しているようです。営業支援サービスを手掛けるアイドマHDとの提携も発表しており、これによる新たな成長及び、サービス等の展開に期待したいですな。チャート(日足)は、3月の売上高が前年同月より伸長したとの発表で、4月6日に動意すると、その後25日線を上抜きました。投資会社アセットマネジメントOneの買い増しの思惑もあり、このまま下値を切り上げるか注視したいところです。 4つ目の銘柄はブシロード<7803>です。アニメのトレーディングカードやモバイルコンテンツを手掛ける同社は、3月16日に決算を発表し、2Q時点の過去最高の売上高と経常利益を達成しております。新型コロナの影響で、プロレスの興行やコンサートは中止となり、今後の業績を精査中ではありますが、オンラインゲーム等のデジタルIP事業の伸びにも、巣ごもりという思惑からも注目したいところです。チャート(日足)は、昨年末より25日線が上値抵抗線となりながら下落トレンドが続いておりましたが、コロナショックによる急落から底を打つと、反発トレンドも相まって、そこを上抜きました。6月12日の決算もチェックですな。 5つ目の銘柄はビープラッツ<4381>です。サブスク型ビジネスの統合プラットフォームである「Bplats」を提供する同社は、5月14日の決算発表では、経常利益が赤字着地となりましたが、21年3月期は黒字転換するとの見通しを示しました。昨年12月に、ISID<4812>と販売パートナーシップ契約を締結した事も材料視されていますねぇ。サブスクリプションビジネスは、中長期での企業戦略である為、新型コロナによる影響は限定的との見方もあり、チャート(週足)は、底値で反発すると、上値抵抗線であった13週線を上抜いてきています。テレワーク化の社会変化は、同社に追い風となるか期待です。 6つ目の銘柄は越境eコマース事業を手掛けるBEENOS<3328>です。フリマアプリのメルカリ<4385>と業務提携しており、翻訳や海外発送を同社がサポートしています。4月28日には決算を発表し、経常利益が26億円の黒字に浮上した事で急動意すると、チャート(日足)は75日線付近まで上値を伸ばしました。上昇後でも、PERでは割安との印象もあり、このまま下値を切り上げるか監視中です。新型コロナウイルスの影響で、EC業界は巣ごもりの思惑もありますが、業績不安が解消された事で、中長期目線で見ていってはどうかと考えております。 7つ目の銘柄もEC関連から、ファッション通販サイト「SHOPLIST」を展開するクルーズ<2138>です。5月14日の決算は前期経常は赤字縮小で、4Q経常は黒字浮上との事で、上昇トレンドは継続となっています。同社の「SHOPLIST」 もまた、メルカリ<4385>と連携し、「かんたん出品連携」をECサイトで初の導入をするなどサービス拡充を進めていますが、今後は黒字の範囲で投資を行い、売上最大化を目指すとの方針です。一目均衡表(日足)は、4月28日にストック・オプション発行の発表で、今回の決算通過にて雲の上限を上抜いてきております。このまま上昇トレンドを継続できるか注目です。 8つ目の銘柄はウェルネット<2428>です。スマホ決済サービス「支払秘書」を手掛けており、電子マネーや地域交通におけるスマホ定期券・回数券など、MaaSのテーマ性も持ち合わせております。3月23日には、中部電力<9502>の電気料金の支払いがSMSで出来る日本初のサービスを発表すると、好感した買いが入った模様です。4月30日の決算発表では、前年同期より経常利益が51%増益した事で窓を開け急騰すると、チャート(日足)は75日線を上抜きました。新型コロナで現金の扱いを避けるムードもあり、コンビニ等で決済代行のニーズがさらに高まるか期待ですな。 9つ目の銘柄はRPAホールディングス<6572>です。AIによる事務作業代行ツールを開発している同社は、働き方改革のテーマ性を持っています。4月14日の決算は「今期経常は18%増益」とし、4月20日には同社のグループ会社がネオキャリアと共同開発した勤怠向けRPAサービスの提供を発表し、好感された模様です。現在までチャート(日足)は25日線を下値サポートとしている様子ですが、その後の5月1日には、愛媛県庁の新型コロナ補助金申請業務に「BizRobo!」と「事務ロボ」の導入を発表し、全国普及に至るかとの期待買いが入った面もあるようです。人手不足を背景に、新たな引き合い増にも期待したいところですな。 最後の銘柄はシェアリングテクノロジー<3989>です。ポータルサイト「生活110番」で、ユーザーの「暮らしのお困りごと」と、サービスを提供できる加盟店を迅速にマッチングさせる事業を展開しております。直近ではオフィス・店舗向けの感染症予防対策サービスである「消毒110」を全国で正式に提供開始と発表して急動意しました。その後の5月15日の決算では赤字拡大との内容ではありましたが、同社は害虫駆除や葬儀情報、台風被災後の補修工事に至るまで幅広いサービスを備えており、巣ごもりによる自宅改修へのニーズなどの思惑も孕みます。その上で同社は新型コロナウイルスによる影響は小さく、さらなる成長に自信を見せている事から、ここから下値を切り上げるかチェックしておきたいもんですな。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 13件
2138 東証スタンダード
790
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 10,237百万円
ECサイト運営会社。ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営を軸に、ショッピングやゲーム、エンターテインメントの分野でサービスを提供する。今上期は取扱高が足踏みも、ゲームが増収、黒字転換した。 記:2023/12/26
2428 東証スタンダード
547
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 10,612百万円
マルチペイメントサービスが柱。プリペイト型電子マネーやバス検索・予約アプリも。配当性向5割以上目安。ekaiin.comは利用者数が堅調。しまえーるは大口案件を受注。24.6期2Qは営業増益確保。 記:2024/03/30
3328 東証プライム
2,196
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 29,286百万円
越境EC会社。リユース品の買取・販売やライセンス契約によるキャラクターグッズの販売も事業領域。バリューサイクル部門は大幅増収。高級ブランドバッグなど高単価商品が売上牽引。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/03/04
567
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 12,378百万円
暮らしの困り事を解決するマッチングサイトを運営。優良な加盟店ネットワークに強み。24.9期はカギ分野をはじめとした主力分野のマッチング増を想定。前期買収の害獣・害虫駆除会社も通期上乗せ。営業最高益を計画。 記:2024/01/15
4381 東証グロース
917
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 2,196百万円
サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」の開発、提供を行う。NTTコミュニケーションズ等が採用。販売パートナー経由の販売に注力。契約社数は221社と増加。24.3期3Qはストック収入が増加。 記:2024/02/25
4385 東証プライム
1,745.5
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 280,800百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4812 東証プライム
5,020
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 327,214百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
4813 東証プライム
1,445
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 57,270百万円
ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
6572 東証プライム
265
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 16,411百万円
ロボットアウトソーシング事業、ロボットトランスフォーメーション事業を展開。BizRobo!、RoboRoboともに導入企業数が増加。ライセンス収入は好調。特別利益計上。24.2期3Qは最終黒字転換。 記:2024/01/28
6666 東証スタンダード
604
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 5,251百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛け、短納期化に定評。「純水用地下水とチラー冷却水の熱交換によるエネルギーの削減」が省エネ大賞受賞。在庫調整長期化で中間期は一服。 記:2023/12/27
7049 東証グロース
491
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 4,064百万円
組織運営理論の識学を使った組織コンサルティングや従業員研修、webサービス、関連書籍の出版を行う。マネジメントコンサルティングサービスは売上堅調。累計契約社数は4049社と増加。24.2期3Qは増収。 記:2024/01/27
7803 東証グロース
365
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 27,149百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31
9502 東証プライム
1,981.5
4/19 0:00
±0(%)
時価総額 1,501,977百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07