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*16:03JST 日経VI概況：低下、新薬進展などを好感して市場心理は改善 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は19日、前日比-2.07pt（下落率-6.74％）の28.60ptと低下した。なお、高値は29.42pt、安値は27.73pt。ウイルスワクチン開発の進展やパウエルFRB議長による景気支援策は無制限との発言を受けた前日の米株高を好感して、225先物は20660円まで上伸し直近高値を更新した。国内では新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあり、経済活動再開期待に基づくリスクオンムードも高まっていたことから本日の日経VIは大きく低下し、節目の30ptを割った。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》