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値動きの軽い中小型株にシフトしやすい展開が続きそう【クロージング】

2020/5/18 16:33 FISCO
*16:33JST 値動きの軽い中小型株にシフトしやすい展開が続きそう【クロージング】 18日の日経平均は続伸。96.26円高の20133.73円(出来高概算12億1000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から小幅に続伸して始まり、前場半ばには19999.10円と節目の2万円を下回る局面もみられたが、2万円処での底堅さが意識される中、前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大させた。 NYダウ先物の強い値動きも買い安心感につながり、後場には20200円に迫る局面もみられていた。新型コロナウイルスについては東京都の新規感染者は減少傾向にあるほか、大阪ではゼロとなるなど、経済活動の再開への期待が高まりやすく、底堅さが意識される中で押し目買い意欲が強まっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業の上昇率が3%を超えたほか、水産農林、情報通信、パルプ紙、食料品、不動産、小売が堅調。半面、鉄鋼、空運、繊維、電気機器、電力ガス、保険、その他製品が冴えない。 指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、日産化<4021>、テルモ<4543>、ソフトバンクG<9984>が堅調。一方で、東エレク<8035>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、太陽誘電<6976>、ソニー<6758>などハイテク株の冴えない展開が目立つ。 日経平均は20200円に迫る局面もみられたが、エムスリーがけん引する一方で、東エレクなどハイテク株の弱い動きにより、積極的には上値を追いづらい状況であった。また、東証1部の売買代金は2兆円を辛うじて超えている状況であり、薄商いの中で指数インパクトの大きい銘柄による影響が出やすいところである。 もっとも、底堅さが意識される中、下へは売り込みづらい需給状況となっており、反対に経済活動再開への期待感から長期的な視点からの上昇が意識されている。その為、個人主体の資金は値幅妙味の大きいマザース銘柄といった中小型株に資金を集中させているようである。先高期待が次第に高まるものの、ハイテク株の先行きへの警戒や全体の商いが膨らまない状況においては、値動きの軽い中小型株にシフトしやすい展開が続きそうである。 《CN》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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4543 東証プライム
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医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
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12,995
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時価総額 16,387,761百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,454
3/29 9:59
+62(%)
時価総額 2,897,906百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6857 東証プライム
6,705
3/29 9:59
+10(%)
時価総額 5,137,163百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6976 東証プライム
3,598
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時価総額 468,524百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
8035 東証プライム
39,200
3/29 9:59
-60(%)
時価総額 18,488,014百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,490
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+22(%)
時価総額 10,345,768百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
47,300
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時価総額 15,051,853百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,976
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+14(%)
時価総額 15,465,235百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10