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*07:00JST NY債券：長期債相場は弱含み、市場は経済活動の再開を注視 15日の米国長期債相場は弱含み。この日発表された4月小売売上高は、前月比-16.4％で市場予想を大幅に下回った。その後発表された4月鉱工業生産は、前月比-11.2％で減少幅は市場予想をやや下回ったものの、3月実績の-4.5％から大幅に悪化した。経済指標は全般的に悪化しているものの、債券市場は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する措置を緩和し、多くの州で経済活動が再開されていることに注目しており、安全逃避的な債券買いはやや縮小した。10年債利回りは、一時0.588％近辺まで低下したが、株価反転を意識して0.648％近辺まで上昇した。 イールドカーブは、中・長期においてスティープニング気配で推移。2年−5年は16.50bp近辺、2年−10年は50.10p近辺で引けた。2年債利回りは0.15％(前日比：0bp)、10年債利回りは0.64％（同比：+2bp)、30年債利回りは1.33％(同比：+4bp)で取引を終えた。 《MK》