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*17:00JST 米国株見通し：上げ渋りか、主要企業の業績にらみも原油安に警戒 （16時50分現在） S&P500先物　　　　　　2,874.88（+5.88） ナスダック100先物　 　8,852.75（+28.50） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は80ドル高。欧州株高も波及する見通しで、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 27日の取引で主要3指数は堅調。S&Pとナスダックはそれぞれ1％超値を上げ、ダウは前日比358ドル高で24000ドル台を回復して取引を終えた。新型コロナウイルスの感染被害に懸念は残るものの、ジョージアをはじめ複数の州でロックダウン解除の動きが広がり、経済活動の再開を期待した買いが先行。目先の主要企業による決算発表での早期回復期待も、投資家心理を改善させた。 今晩も引き続き経済の正常化を期待した買いが入りそうだ。連邦準備制度理事会（FRB）が今日から開催の連邦公開市場委員会（FOMC）で緩和姿勢を堅持するとみられ、株買いを支援する見通し。本日はアルファベットやキャタピラー、ファイザー、ゼロックス、フォード、スターバックス、コーニングなど注目企業の決算発表が目白押しで、業績重視の取引が予想される。一方で、NY原油先物は大きく値を下げ、エネルギー関連株の売りが指数を下押しする可能性があろう。 《TY》