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前場に注目すべき3つのポイント~内需系や中小型株へ資金シフト

2020/4/21 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~内需系や中小型株へ資金シフト 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:内需系や中小型株へ資金シフト ■前場の注目材料:森永菓、20/3上方修正 営業利益212億円←210億円 ■荏原、海外7割に拡大、積極M&Aで標準ポンプ製販増強 ■内需系や中小型株へ資金シフト 21日の日本株市場は売り先行となろうが、次第に底堅さは意識されやすいところである。20日の米国市場では、NYダウが592ドル安と反落。中小企業支援策の追加資金を巡り民主党と共和党の協議が難航していることを嫌気して、売りが先行。NY原油先物(5月限)が急落し歴史上初めてのマイナス圏での取引に入ると、株式相場も下げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円安の19310円。円相場は1ドル107円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行することになろう。原油先物相場がマイナス価格で終えるなどパニック的に下げたことにより、やや神経質になりやすいとみられる。ただし、日経平均は足元で日中値幅が縮小しており、落ち着きはみられているため、売り一巡後は底堅さが意識されやすいだろう。昨日の調整局面においても、日銀ETF買入が期待できない状況の中で底堅さが意識されていた。 そのため、資源株などは嫌気売りの流れに向かいやすいだろうが、全体としては新型コロナウイルスの影響による経済再開の出口戦略を期待した流れに向かいやすく、底堅さが意識される展開が見込まれる。また、先物主導によるインデックスに絡んだ売買から売りが先行するだろうが、原油安メリットも意識されやすく、内需系に向かいやすい。さらに、原油安の影響がない新興市場の中小型株へは、個人主体の短期資金が向かいやすい需給状況は続きやすいだろう。 ■森永菓、20/3上方修正 営業利益212億円←210億円 森永菓<2201>は2020年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の2088億円から2120億円、営業利益が210億円から212億円に上方修正している。一方で、特別利益及び特別損失を計上する見込みであることから、親会社株主に帰属する当期純利益を前回発表予想数値から下方修正している。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・新型コロナウイルス治療薬開発 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・パナソニック<6752>マスク参入、シャープは提供先拡大 ・ブリヂストン<5108>国内11工場の稼働一時停止 ・KYB<7242>緩衝器の設計を標準化、自動化設備導入に弾み ・荏原<6361>海外7割に拡大、積極M&Aで標準ポンプ製販増強 ・栗本鐵工所<5602>無人稼働を拡大、大阪基幹工場に大型機 ・東和薬品<4553>大阪精神医療センターと認知症のバイオマーカーで連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行4月理事会議事要旨 《SF》
関連銘柄 7件
2201 東証プライム
2,495.5
5/17 15:00
-17.5(%)
時価総額 234,377百万円
大手菓子メーカー。菓子でロングセラー商品を多数持つ。冷菓では独創性のある商品を提供。菓子食品事業は収益伸長。キャンディカテゴリーは売上好調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
4553 東証プライム
2,740
5/17 15:00
+79(%)
時価総額 141,154百万円
後発薬メーカー大手。開業医向けに強い。直販を主体に卸売経由も。20年に欧州社を買収し、欧米開拓に本腰。国内部門は好調。近年追補品中心に販売数量が増加。24.3期3Qは収益伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
5108 東証プライム
6,921
5/17 15:00
+46(%)
時価総額 4,939,504百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5602 東証プライム
4,475
5/17 15:00
+100(%)
時価総額 58,614百万円
鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
6361 東証プライム
12,595
5/17 15:00
-125(%)
時価総額 1,159,521百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
1,324.5
5/17 15:00
+2(%)
時価総額 3,250,398百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7242 東証プライム
5,080
5/17 15:00
±0(%)
時価総額 130,800百万円
油圧機器メーカー。自動車用ショックアブソーバや建機用油圧シリンダに強み。航空機器や特殊車両も。24.3期上期は数量増も生産コスト増が利益の重石に。独WV社の新型車向け電子制御ショックアブソーバの納入開始。 記:2024/01/17