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前場に注目すべき3つのポイント~米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか

2020/4/7 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか ■前場の注目材料:ニトリHD、 20/2営業利益6.6%増、21/2予想4.4%増 ■KDDI、ソフトバンクと5Gで共同出資会社 ■米国でのピークアウトは買い戻しを誘う流れに向かわせるか 7日の日本株市場は、いったんは買い戻しを意識した相場展開が期待されよう。6日の米国市場では、NYダウが1627ドル高、ナスダックが540Pt高と大幅に反発した。米国内で新型ウイルスの感染が最も多いNY州やNJ州で感染拡大ペースに横這いの兆候が見られるとの報告を受けて、早期の経済再開への期待感から堅調推移となり、引けにかけては上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比350円高の18920円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。 米国での感染拡大ペースに横這いの兆候が見られたことについては、昨日の段階で織り込まれており、グローベックスの米株先物においても大きく上昇していたこともあり、過剰反応はなさそうであるが、安心感にはつながりそうである。米国でのピークアウトは世界のマーケットへのポジティブ反応につながりやすく、買い戻しを誘う流れも意識されやすいところ。 一方で、国内では非常事態宣言が今日にも発出されるため、初動反応を見極めたいところ。他の国にみられるようなロックダウンではないため、一先ずアク抜けを意識した展開が想定されるところであろう。また、ハイテクなど主力処への物色は強まる可能性はありそうだが、非常事態宣言によって大きく影響を受けやすいセクターや銘柄等へは、買い戻しの流れも限られそうである。 その他、新型コロナウイルスに関連するセクターや銘柄への物色が広がりをみせているが、米国でのピークアウトに続いて、ヨーロッパ各国でもピークアウトといった報道が増えてくる局面においては、関連分野によっては利益確定の流れが強まる可能性なども意識しておきたいところであろう。 ■ニトリHD、 20/2営業利益6.6%増、21/2予想4.4%増 ニトリHD<9843>が発表した2020年2月期決算は、売上高は前期比5.6%増の6422.73億円、営業利益は同6.6%増の1074.78億円だった。21/2予想は、売上高前期比1.7%増の6532億円、営業利益が同4.4%増の1122億円を計画している。新型コロナウイルス感染症の影響については、供給網の停滞による商品供給の遅延リスクや、国内外での消費低迷を見込むが、増収増益は維持する。コンセンサスは若干下回るが、ネガティブではないだろう。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(18576.30、+756.11) ・NYダウは上昇(22679.99、+1627.46) ・ナスダック総合指数は上昇(7913.24、+540.16) ・シカゴ日経225先物は上昇(18920、大阪比+350) ・1ドル109円10-20銭 ・SOX指数は上昇(1592.88、+149.84) ・VIX指数は低下(45.24、-1.56) ・日銀のETF購入 ・日米欧の大型財政出動 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・TDK<6762>製造業、工場停止相次ぐ、TDKは1週間程度 ・7&iHD<3382>新中計と業績予想の発表を延期 ・日新電機<6641>テレワーク拡大、関西・中部でも ・SCREEN<7735>30年めど温室ガス30%減、環境団体の認定取得 ・東芝<6502>5Gなど起業支援先募集 ・KDDI<9433>ソフトバンクと5Gで共同出資会社 ・オンコリス<4588>テロメスキャン活用、血中循環腫瘍細胞を自動検出 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.5%、1月:+1.5%) ・08:30 2月家計支出(前年比予想:-3.3%、1月:-3.9%) <海外> ・10:30 豪・2月貿易収支(予想:+38.0億豪ドル、1月:+52.1億豪ドル) 《SF》
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6762 東証プライム
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9433 東証プライム
4,171
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時価総額 9,610,735百万円
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