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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は21000円を挟んでの攻防に

2020/3/4 8:52 FISCO
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は21000円を挟んでの攻防に 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は21000円を挟んでの攻防に ■前場の注目材料:巴工業、1Q営業利益5.34億円、進捗率23.7% ■島津製、新型コロナ迅速検出、検査キット、ノロ向け応用 ■日経平均は21000円を挟んでの攻防に 4日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行しようが、売り一巡後は直近安値水準でのこう着相場になりそうだ。3日の米国市場ではNYダウが785ドル安となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、50ベーシスポイントの緊急利下げに踏み切った。新型コロナウイルスの感染拡大が経済に与える悪影響を食い止めるための措置を講じた格好である。 利下げを好感し一時上昇する局面もあったが、新型コロナウイルスの問題解決は、金融政策だけでは不十分との見方などもあり、その後は下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の20880円。円相場は1ドル107円10銭台と円高に振れて推移している。 米国市場も昨日の日本株同様、前日の上昇部分を帳消しにしている。市場心理に与える影響も警戒されるが、そもそも新型コロナウイルスの感染拡大に対して、金融政策だけでは不十分との見方は想定されていたことであり、改めて嫌気売りを誘う流れが大きくなるとは考えづらい面もある。先週の急落局面によってポジション調整は相当進んでいると考えられ、先物主導によるインデックス売買に振らされやすいものの、次第に下値の堅さも意識されてくる可能性はある。 先物市場では足元で欧州系のショートポジションの積み増しが話題となっていたが、直近のリバウンド局面では買い戻しに動いていないようである。下へのトレンドを想定したポジションであろうが、来週末には先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、先物の動向には注視しておきたい。 一方で、ヘッジファンドのVIX指数先物の差引き建玉はピーク時から半減程度まで一気に減少したことから、リスクパリティ戦略に伴う機械的な株式の売却についてはピークアウトした可能性もある。さらに一昨日の日銀のETF買い入れでは金額ベースではこれまでの1.5倍程度を購入するなど、積極姿勢が窺えた。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は拭えないものの、踏ん張りどころだろう。 ■巴工業、1Q営業利益5.34億円、進捗率23.7% 巴工業<6309>は第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比9.0%減の5.34億円だった。通期計画に対する進捗率は23.7%となる。海外向けの遠心分離機の販売が振るわなかった。20年10月期通期の見通しは据え置いている。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(47.18、+0.43) ・米長期金利は低下 ・新型肺炎で追加金融緩和期待 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・島津製<7701>新型コロナ迅速検出、検査キット、ノロ向け応用 ・川重<7012>インド専用2輪投入、21年度までに ・日立金属<5486>配電変圧器・モーター向け鉄心材料、エネ損失7割低減 ・楽天<4755>来月8日から携帯本格参入、23年黒字化目指す ・トヨタ自<7203>中国生産一部回復、広州の工場、2直体制再開 ・双日<2768>生体認証に参入、次世代オンライン規格準拠 ・キヤノン<7751>半導体露光装置の生産増強、年内30%増 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・10-12月期GDP(前年比予想:+2.0%、7-9月期:+1.7%) ・10:45 中・2月財新サービス業PMI(予想:48.0、1月:51.8) 《SF》
関連銘柄 8件
2768 東証プライム
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総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
4755 東証プライム
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時価総額 1,639,740百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
5486 東証プライム
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-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
6309 東証プライム
4,230
5/17 15:00
+10(%)
時価総額 44,555百万円
遠心分離機を中心とする分離機械や応用装置と、合成樹脂や化学工業薬品、電子材料等の化学工業製品の輸入販売を行う。23年10月期は機械、化学品、両事業ともに増収となった。利益は3期連続で過去最高を更新した。 記:2024/01/27
7012 東証プライム
5,520
5/17 15:00
-121(%)
時価総額 926,929百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7701 東証プライム
4,359
5/17 15:00
-38(%)
時価総額 1,290,569百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7751 東証プライム
4,331
5/17 15:00
-10(%)
時価総額 5,776,528百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16