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決算を評価する物色が見られた点は安心感に【クロージング】

2020/2/4 16:20 FISCO
*16:20JST 決算を評価する物色が見られた点は安心感に【クロージング】 日経平均は反発。112.65円高の23084.59円(出来高概算12億7000万株)で取引を終えた。終値での23000円回復は、1月31日以来、2営業日ぶり。3日の米国市場では、1月のISM製造業景況指数は、50.9と、前月の47.8(改定)から改善し、半年ぶりに判断の分かれ目となる50を上回ったことが材料視され、NYダウ、ナスダックともに上昇した。朝方は新型コロナウイルスによる経済鈍化懸念が根強い中、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開となったが、寄り付き直後に付けた22854.45円を安値に、その後はプラス圏を回復した。 米半導体株の強い値動きのほか、パナソニック<6752>など決算評価の流れもあり、ハイテク株への買い戻しを誘う流れにもなった。また、上海などアジア市場が上昇に転じていることも、足元での警戒感が和らぐ格好となった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の7割を占めている。 セクターではパルプ紙、その他金融、空運、陸運、サービス、医薬品が堅調。半面、水産農林、精密機器、証券、海運が小安い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、キッコーマン<2801>、第一三共<4568>、資生堂<4911>がけん引。一方で、ファナック<6954>、KDDI<9433>、塩野義<4507>が重石に。 日経平均は一先ず節目の23000円を回復してきている。新型コロナウイルスによる感染拡大への警戒感は引き続き強い状況であるが、決算を評価する物色が見られた点は安心感につながるだろう。1月のISM製造業景況指数の改善を材料視した物色もあったと考えられ、5日に発表される1月のISM非製造業景況指数が前月に続いて市場予想を上回る上昇をみせてくるようだと、物色意欲が回復をみせてくる期待が高まろう。 新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の影響を警戒しつつも、先行きの改善を意識した中長期スタンスでの見直す流れも意識されてくる展開も期待されてきそうである。決算については、5GやIOTの観点から、ITサービスやハイテクセクターの動向が注目されるだろう。 《CN》
関連銘柄 8件
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しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
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4568 東証プライム
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-50(%)
時価総額 1,686,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
1,325
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時価総額 3,251,626百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6954 東証プライム
4,455
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-158(%)
時価総額 4,497,532百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
33,600
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-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
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-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04