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注目銘柄ダイジェスト(前場):スクリーンHD、サイバー、鉱研工業など

2020/1/30 12:08 FISCO
*12:08JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):スクリーンHD、サイバー、鉱研工業など オムロン<6645>:6320円(+110円) 前日に変わらずを挟んで6日ぶり大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は144億円で、市場予想を15億円程度上回った。会社計画も上振れているようだ。主力のFA関連は中国で回復の兆しが出てきているもよう。新型ウイルスの影響は懸念されるものの、第3四半期累計の営業利益進捗率は89%に達しており、業績上振れ期待があらためて高まる状況になっている。 サイバー<4751>:4195円(+530円) 急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は77億円で前年同期比44.6%の大幅増益、市場予想を10億円強上回ったとみられる。投資育成事業における株式売却益計上なども想定比上振れの要因だが、懸念要因とされていたインターネット広告事業の売上成長ペースも予想以上に回復しており、見直しの動きにつながっているようだ。ゲーム関連企業からの広告出稿の落ち込み一巡などが背景に。 鉱研工業<6297>:497円(+43円) 大幅に3日続伸。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益を前年同期比687.1%増の2.21億円と発表している。トンネル先進調査ボーリング工事が好調に推移したことに加え、大口径立坑掘削工事(BM工事)や温泉工事が順調だった。工事原価率の低減も利益押し上げに寄与した。通期予想は前期比6.3%増の2.90億円で据え置いた。進捗率は76.2%となっている。 スクリーンHD<7735>:6290円(-1500円) ストップ安。前日に発表した第3四半期決算がネガティブサプライズと捉えられている。10-12月期営業利益は40億円で前年同期比7.0%増益、80-90億円の市場予想を大きく下回った。また、通期予想は250億円から130億円に大幅下方修正、市場想定は従来会社予想を上回る水準であった。また、期末配当予想を従来予想の97円から46円に引き下げた。足元での半導体製造装置受注減少が下方修正の要因、市場環境の改善が進んでいる中、業績悪化には意外感が強まっている。 アドバンテス<6857>:5730円(-330円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は143億円で前年同期比31.2%減益、市場予想は30億円強上振れる着地になった。また、通期予想は450億円から560億円に上方修正、500億円程度の市場予想も上回っている。受注高に関しても通期予想を引き上げるなど、市場想定を上回る推移とみられる。ただ、20年の5G関連市場見通しなどはやや期待外れとも捉えられ、短期的な出尽くし感が先行する動きとなっている。 ファナック<6954>:20180円(+280円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は196億円で前年同期比45.1%減となり、通期予想は従来予想の691億円から806億円にまで上方修正している。900億円程度の市場コンセンサスとの開きは依然大きく、新型コロナウイルスの影響なども懸念されるが、実績値が市場予想を上回る着地となったこと、FA受注が前四半期比2ケタ増と回復感がみられることなどから、いったんは買い安心感が先行する流れに。 農業総合研究所<3541>:509円(+7円) 大幅に反発。住友商事<8053>及び同社子会社の住商アグリビジネス(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したと発表している。農産物の生産者向けに、肥料の販売や栽培指導から農産物の販売に渡るトータルサービスの提供に共同で取り組む。農業総合研究所は、住商アグリビジネスが集荷した農産物の販路提供のほか、販売先までの物流構築や販売先での販売支援を実施する。 バンクオブイノベ<4393>:2130円(-89円) 朝高後マイナス転換。スマートフォンゲーム「幻獣契約クリプトラクト」の英語圏向け「CRYPTRACT」を2月上旬から配信すると発表している。国内向けは15年2月に配信開始しており、累計ダウンロード数は1200万を突破しているという。英語圏向け配信が将来の利益拡大に貢献するとの期待に加え、株価が200日移動平均線前後で下げ止まる状態が続いていたことも買い戻しにつながったようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
3541 東証グロース
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時価総額 6,321百万円
全国の登録農家から農産物を集荷し、スーパーの産直売場で販売。自ら買い取って卸売も。24.8期1Qはドラッグストア販路の開拓が進んで流通総額が順調に拡大。だが販管費増が利益の重石に。通期では営業増益を計画。 記:2024/02/07
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5/17 15:00
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時価総額 17,542百万円
スマホ向けゲームアプリを開発。グーグルやアップルのプラットフォームを通じてRPGゲームを提供。「ミトラスフィア」が代表作。新作大型RPG2本を世界的ヒット目指して開発中。先行投資傾注し、1Qは利益足踏み。 記:2024/03/28
4751 東証プライム
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時価総額 521,355百万円
インターネット広告最大手。「アメブロ」などメディア事業やスマホ向けゲームで成長。インターネットTV「ABEMA」に注力。ゲームは継続的に新規タイトルをリリース予定。主力事業好調で、1Qは営業黒字転換。 記:2024/03/29
6297 東証スタンダード
595
5/17 15:00
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時価総額 5,337百万円
ボーリング機器で国内首位。温泉、さく井などの工事も。24.3期3Q累計は前期買収のボーリング用掘削ビットメーカーが通期貢献。原価管理の徹底も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。ベナンでODA案件を獲得。 記:2024/03/12
6645 東証プライム
5,393
5/17 15:00
-119(%)
時価総額 1,112,279百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,597
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
15,650
5/17 15:00
-35(%)
時価総額 1,589,884百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8053 東証プライム
4,109
5/17 15:00
-22(%)
時価総額 5,142,709百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07