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新興市場見通し:マザーズ手控え続く、直近IPO銘柄への高評価や材料・テーマで物色

2020/1/25 15:23 FISCO
*15:23JST 新興市場見通し:マザーズ手控え続く、直近IPO銘柄への高評価や材料・テーマで物色 先週の新興市場では、マザーズ指数が4週連続の下落となった。中国で発生した新型肺炎の拡大に主要企業の決算発表を控えたスケジュールも相まって、株式市場全体として様子見ムードが強く、マザーズ指数も週半ばまで800pt台に位置する25日移動平均線を挟みもみ合い。週末にかけてメルカリ<4385>が下げ足を速め、マザーズ指数を下押しした。一方、日経ジャスダック平均は小幅ながら16週連続の上昇となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.9%であったのに対して、マザーズ指数は+1.7%、日経ジャスダック平均は+0.1%だった。 個別では、前述のメルカリが週間で7.5%安。スマートフォン決済のOrigamiを買収すると発表したが、市場は業績懸念が拭えないようで売りがかさんだ。フリー<4478>も利益確定売り優勢で同8.8%安。一部証券会社が中位の投資判断を付与している。一方で同じ昨年12月上場のJMDC<4483>は騰勢を強め、同16.0%高となった。マザーズ売買代金上位ではUUUM<3990>などが軟調で、旅工房<6548>が週間のマザーズ下落率トップだった。反面、強気の投資判断が観測されたJTOWER<4485>やメドレー<4480>は買われ、BuySell Technologies<7685>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同1.1%安、セリア<2782>が同4.8%安と軟調。セリアは弱気の投資判断が観測されている。ワークマン<7564>も同0.1%高にとどまった。売買代金上位では、ウイルス対策関連との位置付けから産業用マスクを手掛ける興研<7963>や重松製作所<7980>に買いが殺到。また、除菌製品を販売する中京医薬品<4558>は1週間で株価がおよそ2.1倍となった。反面、小倉クラッチ<6408>は先週前半まで続いた買いが一巡すると急反落し、投資判断引き下げ観測の東洋合成工業<4970>も軟調。また、今期減益予想の協和コンサルタンツ<9647>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、マザーズ指数が戻りの鈍い展開となりそうだ。JMDCやメドレーといった昨年12月上場組の一角などに買いが入っているものの、マザーズ指数への影響が大きいメルカリは下げ止まりの兆しが見出せない。直近で1日のマザーズ売買代金は700~800億円程度まで減少しているが、2月に入ってから発表が本格化する新興企業の決算への警戒感も出てきて、積極的な買いは手控えられそうだ。比較的値動きの軽い材料株、テーマ株の短期物色が中心となるだろう。 今週は、1月27日に弁護士ドットコム<6027>、28日にマクアケ<4479>、31日にユナイテッド<2497>、セリア、東映アニメーション<4816>、テクノホライゾンHD<6629>、santec<6777>などが決算発表を予定している。弁護士コムは投資強化フェーズにあり、増収ペースの高さを維持できるかが焦点となる。昨年12月上場でクラウドファンディング運営のマクアケも成長期待をつなぐ内容か注目したい。 IPO関連では、コーユーレンティア<7081>(2月7日、ジャスダック)が1月28日、ジモティー<7082>(2月7日、マザーズ)が29日までブックビルディング期間となっている。また、先週はAHCグループ<7083>(2月25日、マザーズ)、Kids SmileHD<7084>(3月4日、マザーズ)の新規上場が発表されている。今年3~4番目の案件となる。 《FA》
関連銘柄 25件
2497 東証グロース
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ネット広告が主力。オンラインプログラミング教室に注力中。スマホアプリ開発やベンチャー投資も。24.3期3Q累計はネット広告が足踏み。だがメルカリ株売却などで前年同期以上の株売却益を計上し、小幅営業増益に。 記:2024/04/16
2782 東証スタンダード
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100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3990 東証グロース
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時価総額 7,770百万円
国内最大のユーチューバー事務所を運営。23年9月にフリークアウトHDの傘下に。24.9期は決算期変更に伴う16カ月変則決算。2Q累計は動画視聴数に応じて受け取る広告収入が振るわず。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/02/07
4385 東証プライム
1,779.5
4/26 15:00
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時価総額 286,270百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4478 東証グロース
2,755
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 156,696百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
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4/26 15:00
-10(%)
時価総額 8,233百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4480 東証プライム
3,695
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 120,664百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4483 東証プライム
3,270
4/26 15:00
+24(%)
時価総額 199,150百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4485 東証グロース
3,330
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通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4558 東証スタンダード
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時価総額 2,437百万円
一般家庭に救急箱を配置して医薬品(置き薬)などを販売。通販や卸売も。家庭医薬品等販売事業は堅調。リッチコルジェン12000、暖暖爽快シリーズなどが好評。販管費の減少等により、24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/11
4816 東証スタンダード
2,633
4/26 15:00
+58(%)
時価総額 552,930百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
4970 東証スタンダード
8,200
4/26 15:00
+140(%)
時価総額 66,773百万円
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6027 東証グロース
2,929
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国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,990
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時価総額 384,297百万円
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6408 東証スタンダード
3,255
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時価総額 5,055百万円
クラッチ・ブレーキメーカー。自動車用やOA機器用、海外の芝刈り機用などを手掛ける。カーエアコン用や産業用に強み。輸送機器用事業は売上堅調。新規獲得などで日本は販売が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
6548 東証グロース
204
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-4(%)
時価総額 4,039百万円
ネット旅行会社。旅行のコンシェルジュとオンラインでの申し込み等により、国内外のパッケージ旅行やインバウンド向け旅行商品を提供する。今期3Q累計は広告宣伝や人員の新規採用が奏功。業務出張の取扱が伸長した。 記:2024/03/08
6629 東証スタンダード
526
4/26 15:00
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時価総額 11,079百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26
6777 東証スタンダード
4,870
4/26 15:00
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光通信機器部品を製造・販売。光通信機器の評価・検査装置も手掛ける。海外売上比率は7割超。光測定器関連事業は堅調。光通信用光測定器は中国等で販売増。24.3期3Qは2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
7081 東証スタンダード
2,280
4/26 15:00
-12(%)
時価総額 12,339百万円
建設現場事務所やイベント会場に家具・備品・IT機器を賃貸。空間デザインも。24.12期は賃貸関連の伸長を想定。値上げも進む見込み。最高業績・連続増配を計画。新中計では26.12期に営業益30億円を目指す。 記:2024/04/11
7082 東証グロース
1,360
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 6,780百万円
地元密着オンライン掲示板「ジモティー」を運営。企業向けマーケ支援売上や自動広告配信売上が主な収入源。24.3期3Q累計は自社広告商品の増販を想定。実店舗「スマスポ」などの新規事業の増収は計画に織り込まず。 記:2024/04/15
7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
2,759
4/26 15:00
+29(%)
時価総額 39,978百万円
出張訪問買取サービスを展開。主に着物や宝飾品、ブランド品を扱う。買い取った商品はECなどで販売。海外販路の開拓等で収益性向上図る。出張訪問数は18万4946件と増加。23.12期3Q累計は2桁増収。 記:2024/01/27
7963 東証スタンダード
1,630
4/26 15:00
-6(%)
時価総額 8,320百万円
防塵・防毒マスクを製造・販売。環境関連機器・設備も。24.12期は産業用マスクの拡販を想定。クリーンシステムも納入回復の見込み。クリーンシステムは米スタンフォード大学半導体研究所への展示設置・活用が決定。 記:2024/03/10
7980 東証スタンダード
754
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 5,429百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注により、24.3期3Qは商品売上が2桁増。 記:2024/04/16
9647 東証スタンダード
4,750
4/26 10:03
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時価総額 2,784百万円
総合建設コンサルタント。情報処理や不動産の賃貸・管理、小水力発電機専用蓄電池なども事業領域。受注高は増加。建設コンサルタント事業は堅調。23.11期通期は2桁増益。24.11期は増収増益を見込む。 記:2024/02/03