マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 21:18:54
15,224,131
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人の存在感台頭、クリスマス明け後の海外勢への期待も【クロージング】

2019/12/25 16:10 FISCO
*16:10JST 個人の存在感台頭、クリスマス明け後の海外勢への期待も【クロージング】 25日の日経平均は3日ぶり反落。47.71円安の23782.87円(出来高概算7億7000万株)で取引を終えた。主要な欧米市場はクリスマスで休場となる中、海外勢による資金流入が期待できない需給状況となり、閑散な取引となった。日経平均は寄り付き直後に付けた23824.85円が本日の高値となり、大引けの23782.87円が安値となった。結果的には安値引けといった、ややネガティブな終わり方ではあるが、日中値幅が42円弱にとどまる方向感の出難い相場展開だった。日経平均は狭いレンジでのこう着が続く中、個人主体の資金は中小型株に集中しており、マザーズ指数、JASDAQ平均が終日堅調推移となっている。 東証1部の騰落銘柄は、値下り数が1500を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは、医薬品が小幅に上昇、情報通信が変わらずとなり、その他31セクターが下落。その中で、鉄鋼、パルプ紙、水産農林、繊維、小売、ガラス土石の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、小幅ながら、ソフトバンクG<9984>、ファミリーマート<8028>、東エレク<8035>が軟調。一方で、KDDI<9433>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、エーザイ<4523>がしっかり。 本日も低水準の商いとなったが、225先物の売買高は5700枚程度と1万枚さえも下回っており、短期筋の仕掛け的な売買も皆無であったようである。東証1部全体としては、小口ながらも断続的なインデックス売りによって弱含んだ格好。一方で、中小型株の一角が堅調である。個人投資家についても積極的な参加者は限られており、来年の相場を意識したテーマ株物色などの動きも特段目立っていない。そんな中で、個人のセミプロ投資家による短期的な値幅取り狙いの商いが活発であり、個別に動意をみせている動きが目立つ。IPO銘柄の一角も商いが活発であり、海外勢の資金流入が限られる中で、個人の存在が目立つ格好だった。 明日についても欧米市場の休場の影響が残るため、商いは膨らみづらいだろう。ただし、クリスマス明け後の海外勢の資金流入への期待や節税対策に伴う動きも一巡との見方もあり、年末高を意識した材料株物色によって、若干ながら出来高が回復してくることも期待されるところ。日経平均は5日線に上値を抑えられるものの、12月13日の急騰局面で空けたマド上限レベルでの底堅さが意識される。マド埋めや25日線辺りまでの調整が意識されやすい中での底堅さが示されるようだと、年末に向けた年初来高値トライも意識されやすいだろう。 《CN》
関連銘柄 9件
4519 東証プライム
6,270
11/22 15:30
-113(%)
時価総額 10,527,694百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17