マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 0:37:00
15,285,173
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人主体もIPOなどへの短期的な値幅取り狙いの商い【クロージング】

2019/12/24 15:59 FISCO
*15:59JST 個人主体もIPOなどへの短期的な値幅取り狙いの商い【クロージング】 24日の日経平均は小幅に続伸。9.47円高の23830.58円(出来高概算8億6000万株)で取引を終えた。中国財政省は、冷凍豚肉、医薬品、一部のハイテク部品など850品目の輸入関税を2020年1月1日から引き下げるとの発表を受けて、米中協議進展への期待から買いが先行となった。しかしながら海外投資家はクリスマス休暇に入っている状況であり、参加者が限られることもあり、こう着感の強い相場展開となった。日経平均は寄り付き直後に付けた23853.56円を高値に、その後23796.35円と23800円を下回る局面もみられた。しかし、下を売り込む流れにもならず、後場は23800円を挟んでの狭いレンジでの取引が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えているが、値上がり数と拮抗。セクターでは水産農林、ガラス土石、サービス、機械、石油石炭、鉱業が小じっかり。半面、保険、海運、その他金融、銀行、電力ガス、輸送用機器、証券、鉄鋼が小安い。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>など、小幅ながらメイン処が堅調。一方で、テルモ<4543>、東エレク<8035>、KDDI<9433>が冴えない。 出来高は9億株を下回ったほか、売買代金については1.3兆円を下回り、今年最低となるなど、限られた参加者による取引だったことが窺える。24日の米国市場はクリスマスイブで短縮取引となるほか、欧州の海外市場は休場となる。翌25日はクリスマスで海外の殆どが休場となるため、海外勢のフローは限られることになる。そのため、物色としては閑散のなかで個人主体の中小型株が中心になるだろう。 しかしながら個人主体とは言っても、直近IPO銘柄を中心に短期的な値幅取り狙いの商いとなりやすく、資金の逃げ足も速い投資家層とみられる。一部の値動きの出やすい銘柄に集中するであろうが、インデックスに絡んだ資金流入は期待しづらいため、全体としてはこう着感の強い展開が続くことになろう。なお、今週は受け渡しベースの年内最終を迎えることから節税対策の換金売りなどが意識されており、長期スタンスでの押し目買いも入りづらいところ。 しかし、サンバイオ<4592>が下げ渋る動きのほか、サイバーダイン<7779>は足元でリバウンドをみせてきている。ソフトバンクG<9984>も底堅いところをみると、換金売りの影響も警戒するほど多くないとみられ、次第に押し目を意識した買いも期待されるところである。 《CN》
関連銘柄 10件
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7779 東証グロース
188
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 40,447百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17