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後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちに押し目なしの状況

2019/12/16 13:03 FISCO
*13:03JST 後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちに押し目なしの状況 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小動き、上値が抑えられているというよりも、押し目待ちに押し目なしの状況 ・ドル・円は109円40銭近辺でのもみあいが続く ・値下がり寄与トップは信越化学工業<4063>、同2位はダイキン工業<6367> ■日経平均は小動き、上値が抑えられているというよりも、押し目待ちに押し目なしの状況 日経平均は小動き。4.58円安の24018.52円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えた。米中通商交渉で中国が会見を開き、第1段階目の合意に達したことが安心感につながったが、一方では両国とも投資家に安心感を与えるような詳細を明らかにしておらず、合意文書の内容はまだ精査が続いているとし、農産物購入については後日詳細を発表すると中国の当局者は語っている。 そのため、トランプ大統領が述べている、中国が年間500億ドル(約5兆4700億円)規模の米国産農産物を購入することになるといった行方を見極めたいとするムードもあった。とは言え、いったん利食いが意識されるものの、年末高を意識したセンチメントの中では押し目待ちに押し目なし、といった状況。日経平均は寄り付き直後に23950.05円まで押した後は、24000円を挟んでの底堅い値動きをみせている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えているが、値上がり、値下がり数はほぼ拮抗。セクターでは水産農林、不動産、その他製品、サービス、空運、繊維がしっかり。半面、ゴム製品、鉱業、金属製品、機械、医薬品、鉄鋼が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が冴えない。一方で、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、ファミリーマート<8028>、セコム<9735>、エムスリー<2413>が下支え。 日経平均は小幅に下落とはなったが、先週末の大幅な上昇で24000円を回復した反動とみれば、予想以上に底堅い相場展開といったところであろう。出来高概算は5億6000万株と低水準であり。先週のメジャーSQ通過によって参加者が限られてきているとみられる。また、TOPIXバリュー指数が小幅に下落する一方で、TOPIXグロース指数はプラス圏で推移しており、薄商いの中でリバランス中心の流れといったところであろう。 基本的には先週の大幅上昇の反動、また、日経平均の24000円処は昨年の高値水準でもあるため戻り待ちの売り圧力も意識されやすいところ。ただし、日経ダブルイン<1357>の売買が活況となるなど、ショートに傾いている需給面での下支えも意識されるところである。本日はIPOが3社あったが、いずれもコンセンサスを上回るなど、個人投資家のセンチメントも良好である。そのため、こう着とは言え上値の重さは意識されず、反対に底堅さが意識されやすく、押し目待ちの押し目なしといった状況であろう。 ■ドル・円は109円40銭近辺でのもみあいが続く 16日午前の東京市場でドル・円は、109円40銭近辺でもみ合う状態が続いている。日経平均の下げ幅は縮小しており、株安を嫌ったドル売り・円買いは観測されていないようだ。目先的にリスク選好的なドル買いはやや抑制される可能性があるとの声が聞かれている。ドル・円は109円27銭から109円45銭で推移。ユーロ・ドルは、1.1123ドルから1.1132ドル、ユーロ・円は121円59銭から121円81銭で推移している。 ■後場のチェック銘柄 ・リーダー電子<6867>、ホーブ<1382>など、9銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは信越化学工業<4063>、同2位はダイキン工業<6367> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・菅官房長官 「北朝鮮重大実験発表、米国などと連携し、警戒監視に万全期す」 「日韓輸出管理局長級対話、輸出管理の運用など意見交換」 <国内> ・13:30 10月第3次産業活動指数(前月比予想:-3.6%、9月:+1.8%) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 13件
1382 東証スタンダード
2,237
7/3 14:48
-21(%)
時価総額 1,705百万円
業務用いちご果実が主力のいちご果実・青果事業が柱。夏秋期に収穫できる自社品種が強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。種馬鈴薯の生産販売等も行う。自社品種「夏瑞」の生食用販売、業務用販売などに注力。 記:2024/06/07
2413 東証プライム
1,504.5
7/3 15:00
+5(%)
時価総額 1,021,453百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
6,440
7/3 15:00
+140(%)
時価総額 13,035,352百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,590
7/3 15:00
+2(%)
時価総額 2,919,005百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4568 東証プライム
5,675
7/3 15:00
+29(%)
時価総額 11,049,418百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4911 東証プライム
4,635
7/3 15:00
+47(%)
時価総額 1,854,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6367 東証プライム
22,705
7/3 15:00
+525(%)
時価総額 6,655,153百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6867 東証スタンダード
580
7/3 14:26
-3(%)
時価総額 2,601百万円
電気計測器の専門メーカー。映像関連分野に強み。24.3期3Q累計は国内で電波関連機器が好調。北米の放送関連機器も好調続く。中国でも増収を確保し、営業黒字に。営業外に為替差益。通期でも黒字復帰・増配を計画。 記:2024/02/14
6954 東証プライム
4,476
7/3 15:00
+10(%)
時価総額 4,518,732百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9735 東証プライム
9,532
7/3 15:00
+41(%)
時価総額 2,223,816百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
41,950
7/3 15:00
+570(%)
時価総額 13,349,371百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,705
7/3 15:00
+155(%)
時価総額 18,444,223百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17