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大きく調整する局面においては、買い戻したい需給が存在【クロージング】

2019/12/3 16:23 FISCO
*16:23JST 大きく調整する局面においては、買い戻したい需給が存在【クロージング】 3日の日経平均は反落。149.69円安の23379.81円(出来高概算10億7000万株)で取引を終えた。米株安の流れからギャップスタートとなったが、寄り付き直後の23186.84円を底に、その後はじりじりと下げ幅を縮める展開だった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、その他製品、電気機器が小じっかり。半面、水産農林、パルプ紙、電力ガス、倉庫運輸、陸運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ファナック<6954>、ファミリーマート<8028>が冴えない。一方で、TDK<6762>、KDDI<9433>、ソニー<6758>がしっかり。 本日の処は、11月ISM製造業景況指数の50回復への期待から前日に上昇した部分が、ハシゴを外された格好であろう。もっとも、日経平均はギャップスタートとなったが、その後は底堅さが意識されており、これまで同様、大きく調整する局面においては、買い戻したい需給が存在することが意識される。 また、ISM製造業景況指数の4カ月連続の50割れのほか、中国が米国での香港人権・民主主義法案の成立を受けて報復措置を実施したこと。さらに、トランプ大統領がブラジルとアルゼンチンに対する鉄鋼・アルミニウム関税措置を復活させる意向を示したことなどが重なった影響が過度にネガティブ視されたようである。 一方で、サイバーマンデーの売上が1兆円を超える見込みといった報道は材料視されておらず、米国市場の落ち着きが見られるようだと、改めてサイバーマンデーの好調なども材料視されてくるだろう。その他、本日は任天堂<7974>の強い値動きが目立ったが、材料としては中国のテンセントがニンテンドースイッチの新情報を4日に公開するといった報道がきっかけだった。 反対に、米医薬品メーカーのバイオジェンについての弱気な見方からエーザイ<4523>が冴えない展開だった。下方修正を発表したピジョン<7956>の大きな下げも目立っている。商いが膨らみづらい中では、好悪材料に敏感に反応しやすいため、行き過ぎた面の修正は意識しておきたいところ。 その他、5Gのほか、教育ICT、マイナンバーなどのテーマ株物色が活発であった。個人主体の中小型株物色に広がりがみられるなど、個人のセンチメントは改善しており、引き続き中小型株物色が中心になりやすいだろう。 《CN》
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
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+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
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1,445.5
5/2 15:00
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時価総額 175,849百万円
育児用品大手。哺乳瓶とニップルの国内シェアは約8割。中国では産婦人科病院で当局からのサポートを受け「母乳育児相談室」を運営。インドネシアやインドなどアジアを開拓。日本と中国の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
7974 東証プライム
7,575
5/2 15:00
-62(%)
時価総額 9,837,577百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
2,287
11/11 15:00
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
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時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,820
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時価総額 12,989,781百万円
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9984 東証プライム
7,793
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+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10