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新興市場見通し:中小型株の好循環続く、IPOではフリーなどBB本格化

2019/11/30 15:24 FISCO
*15:24JST 新興市場見通し:中小型株の好循環続く、IPOではフリーなどBB本格化 先週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均の堅調ぶりが目立った。日経平均は下値こそ堅かったが、米中摩擦への警戒感などから23500円を超えると上値が重かった。米感謝祭で海外投資家の取引参加が減ったこともあり、東証1部の売買代金はやや低調。このため個人投資家の物色が中小型株に向かい、マザーズ売買代金は900億円を超える日も見られた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.8%であったのに対して、マザーズ指数は+2.9%、日経ジャスダック平均は+1.7%だった。マザーズ指数は7月中旬以来の水準を回復している。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で3.6%高となったほか、一部証券会社の新規レーティング付与が観測されたSansan <4443>は同21.4%高と大きく上昇した。そーせいグループ<4565>は同2.1%安となったが、肺疾患治療薬が中国で保険収載され、週末にかけて買われる場面があった。また、インパクトHD<6067>が週間の売買代金、上昇率ともマザーズトップ。インドの合弁先に関する一部報道を受けて思惑買いが向かった。トビラシステムズ<4441>、エクスモーション<4394>なども大きく上昇した。反面、フィット<1436>やEduLab<4427>が下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同10.2%高。一部証券会社のレーティング引き上げが観測された。東映アニメーション<4816>は同6.5%高となったが、親子上場を巡る思惑から買われたようだ。その他はハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同4.5%高、セリア<2782>が同5.7%安と高安まちまち。売買代金上位ではメイコー<6787>が大きく買われ、タツミ<7268>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、フジタコーポレーション<3370>や日本一ソフトウェア<3851>が下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、中小型株の循環物色が続きそうだ。マザーズ指数は企業決算の発表が一巡した11月半ばから急ピッチの上昇を見せている。足元では利益確定の売りも出ているようだが、米中関係への懸念などから大型株の買いが手控えられ、引き続き中小型株に資金が向かいやすいだろう。今週から12月IPOのブックビルディング(BB)が増えるため、参加に伴い個人投資家の資金が拘束される点は懸念材料となる。ただ、目先は株価上昇で好循環が続きそうだ。 今週は、12月4日にLink-U<4446>、12月6日にHEROZ<4382>、日本スキー場開発<6040>、OSGコーポレーション<6757>などが決算発表を予定している。Link-Uは集英社との業務提携を発表し、先週末に株価が大きく上昇。OSGコーポは前四半期の決算がポジティブに、対照的にHEROZはネガティブに受け止められたが、今回の決算にも注目したい。先週末発表の決算ではウチダエスコ<4699>などが好感されているようだ。 IPO関連では、12月2日に名南M&A<7076>が名証セントレックスへ新規上場する。同社はM&A(企業の合併・買収)の仲介・コンサルティングを手掛ける。地方市場上場案件としては公開規模がやや大きいが、中小企業におけるM&Aニーズの高まりが追い風になると期待されているようだ。なお、今週はフリー<4478>など12社が新たにBB期間に入る。 《FA》
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4385 東証プライム
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4394 東証グロース
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学力測定や教育ツールの研究・開発、教育プラットフォームを通じた学習サービス、マッチングサービスなどを展開。減価償却費の減少等により、テスト等ライセンス事業は黒字転換。販管費減少。24.9期1Qは損益改善。 記:2024/02/25
4441 東証スタンダード
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4443 東証プライム
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4478 東証グロース
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6757 東証スタンダード
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水関連機器メーカー。浄水器や電解水素水生成器、水自動販売機等を製造、販売。メンテナンスや水宅配等も手掛ける。商業施設等でウォータークーラーなどの導入が順調。24.1期3Q累計は水関連機器事業が増収。 記:2024/02/03
6787 東証プライム
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-30(%)
時価総額 138,303百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
7076 名証メイン
771
5/2 15:30
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時価総額 2,428百万円
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7268 東証スタンダード
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時価総額 1,986百万円
自動車部品メーカー。自動車の電装品やブレーキ部品、トランスミッション部品等を手掛ける。冷間圧造と機械加工に強み。日本、米州は売上堅調。自動車生産台数の回復などにより、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/24
7564 東証スタンダード
3,830
5/2 15:00
-75(%)
時価総額 313,474百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08