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ニュースフローに振らされるも押し目買い意欲強い【クロージング】

2019/11/26 16:09 FISCO
*16:09JST ニュースフローに振らされるも押し目買い意欲強い【クロージング】 26日の日経平均は続伸。80.51円高の23373.32円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。米中協議の進展期待から買い先行で始まると、その後「中国と米国が26日に電話協議、第1段階巡る話し合い継続で合意」と伝わり、前場半ばには一時23608.06円まで上げ幅を広げる局面もみられた。しかし、その後は短期筋の買いに伴う反動から上げ幅を縮めると、香港行政長官が記者会見で強硬姿勢を崩さなかったことが伝わり、大引けにかけて上げ幅を縮めている。売買代金は3兆円を超えてきたが、MSCIリバランスの需給要因が大きいとみられる。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、過半数を占めている。セクターでは電気機器、精密機器が1%超の上昇だったほか、ゴム製品、保険、鉄鋼、水産農林、サービス、非鉄金属がしっかり。一方で、鉱業、食料品、建設、金属製品、空運、その他金融、石油石炭、電力ガスが小安い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、アサヒ<2502>、大塚HD<4578>が冴えなかった。 米エヌビディアの上昇効果もあって、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好となった。ただし、日経平均は23600円に乗せるものの、その後は上げ幅を縮めるなど、ニュースフローに振らされる展開であった。米国では週後半には感謝祭の祝日を控えていることから商いは膨らみづらいところであり、MSCIのリバランス需給による影響も通過しているため、薄商いの中をニュースフローで振らされたとしても、速い段階でカバーも出やすく、結局は足元のもち合いレンジでのこう着といったところであろう。 とはいえ、先週の底堅い値動きから下へのバイアスは強まらないと考えられ、5日線や25日線に接近する局面においては、押し目待ちの買い等も意識されやすい。さらに、マザーズ指数が順調なリバウンドをみせていることから、個人のセンチメントは改善傾向にある。これまでのような時価総額上位の銘柄だけではなく、物色対象に広がりがみられることも、買い安心感につながるだろう。 《CN》
関連銘柄 8件
5,429
5/2 15:00
+1(%)
時価総額 2,752,519百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
4578 東証プライム
6,382
5/2 15:00
-179(%)
時価総額 3,560,109百万円
製薬大手。精神・神経領域に強み。健康飲料や栄養食品なども。24.12期は抗精神薬など主力4品の伸長を想定。昨年11月に買収した米国の健康食品会社も上乗せ。最高業績・連続増配を計画。新中計を今年6月公表へ。 記:2024/03/12
6762 東証プライム
6,943
5/2 15:00
-218(%)
時価総額 2,699,244百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10