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中小型の出遅れ銘柄の修正リバウンド【クロージング】

2019/11/22 16:22 FISCO
*16:22JST 中小型の出遅れ銘柄の修正リバウンド【クロージング】 22日の日経平均は反発。74.30円高の23112.88円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。米株安の流れから若干売り優勢のスタートとなったが、その後は底堅い値動きを見せる中、前日に弱い動きだったハイテク株が強い値動きをみせて日経平均を押し上げる格好となった。また、前日に上下に振らされた一因だった、米中協議に関する観測報道もなく、短期筋による仕掛け的な動きがなかった。売買代金は3日ぶりに2兆円を下回ったほか、先物市場も出来高が減少しており、リバランス的な商いが中心となっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、辛うじて過半数を占めている。セクターでは、証券、パルプ紙、ガラス土石、鉱業、その他金融が堅調。半面、その他製品、電力ガス、空運、不動産、海運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が堅調。一方で、第一三共<4568>、スズキ<7269>、資生堂<4911>が冴えない。 日経平均は23000円処での底堅さが意識された。もっとも前日に比べて先物市場の出来高は大きく減少しており、結局のところは昨日のような米中協議を巡る報道がなかったことで、手掛かり材料不足といったところであろう。来週も引き続き米中協議を巡る報道等に振らされやすい状況は続くだろうが、今週見られた急落からの出直りの速さを見る限り、短期筋のショートカバーだけではなく、大きく調整した局面においては、買い戻したい需給があると考えられる。日銀のETF買い入れがみられことで売り込みづらくなったほか、9月配当支払いに伴う再投資による需給も底堅さにつながりそうだ。 また、相対的に弱さが目立っていたマザーズ指数が動意をみせてきており、直近の戻り高値を突破してきている。長期的な調整トレンドの上限を突破した形状となり、来週以降もリバウンド基調が続くようだと、個人投資家のセンチメントを明るくさせるだろう。昨年の急落によるトラウマから積極的な参加者は限られているだろうが、中小型株への見直しにより、出遅れ銘柄の修正リバウンドが次第に広がってくる可能性が期待される。 《AK》
関連銘柄 8件
4568 東証プライム
5,010
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+244(%)
時価総額 9,754,640百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4911 東証プライム
4,196
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時価総額 1,678,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
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時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,389
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+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7269 東証プライム
1,814.5
4/26 15:00
+24(%)
時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24