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*18:11JST 米国株見通し：米中、香港めぐる懸念で市場センチメント悪化 S&P500先物　 3082.75（- 7.75）　（17:50現在） ナスダック100先物　 8232.25（-25.00）　（17:50現在） 　17時50分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は70ドル安ほどで推移している。欧州株式市場はほぼ全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、11日の米株式市場は売り優勢で始まりそうだ。 　中国商務省が前週「米中が段階的な関税撤回に合意」と発表したのに対して、トランプ米大統領が「中国との段階的な関税措置の撤廃にはまだ合意していない」と述べており、米中貿易協議の部分合意にはまた不透明感が浮上している。さらに、米中協議への影響も考えられるが、香港での抗議活動の激化による混乱拡大も懸念され、市場センチメントはいいとはいえない状況にある。NY原油先物は、リスク回避的ムード広がるなかで売り優勢の展開が見込まれる。米国の経済指標の発表はない。米国は本日、ベテランズデーの祝日で、債券市場が休場となる。 《KK》