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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGのアク抜け的な動きを見極め

2019/11/7 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGのアク抜け的な動きを見極め 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクGのアク抜け的な動きを見極め ■前場の注目材料:ソフトバンクG、2Q営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化) ■丸紅、再生医療VBと業務提携 ■ソフトバンクGのアク抜け的な動きを見極め 7日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場ではNYダウが0.07ドル安とわずかに下落した。米中通商協議を巡っては、米政府高官が「第1段階」の合意の署名が12月にずれ込む可能性があると報じられたことで、米中摩擦解消への期待感がやや後退した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの23300円。円相場は1ドル108円90銭と若干円高に振れて推移している。 また、昨日大引け後に決算を発表したソフトバンクG<9984>に関心が集まりそうである。第2四半期の営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化)に転じた。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業損失が5726億円。第2四半期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)5379億円となった。同社株はPTS市場で4.5%程度下落する局面もみられたほか、ADR市場では2.5%程度下げていたこともあり、日経平均の重石となる可能性はありそうだ。 ただし、アク抜け的な流れから買い戻しの動きのほか、4000円接近では押し目買いの動きも意識されそうであり、底堅さが見られるようだと、相場全体の底堅さにもつながる可能性はありそうだ。日経平均は一先ず一服感が台頭しやすいだろうが、23000円が下支えとして意識されやすく、また、昨日の大引けにかけてみられたインデックス売買による資金流入も下支えとなりそうだ。 その他、SOX指数は下げているが、半導体関連は引けにかけて切り返す動きがみられている。また、クアルコムは、取引終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外取引で上昇して推移していることも売り込みづらくさせそうである。決算を手掛かりとした個別物色が中心になりそうであるが、日経平均の底堅さを背景に次第に割安感のある銘柄などへは見直しの動きも出てきそうである。 ■ソフトバンクG、2Q営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化) ソフトバンクG<9984>の第2四半期の営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化)に転じた。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業損失が5726億円。第2四半期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)5379億円となった。同社株はPTS市場で4.5%程度下落する局面もみられており、日経平均の重石となる可能性はありそうだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23303.82、+51.83) ・VIX指数は低下(12.62、-0.48) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・サンケン電<6707>構造改革第2弾、半導体デバイス・パワーモジュールに集中 ・三菱商<8058>シンガポール子会社を清算 ・丸紅<8002>再生医療VBと業務提携 ・パナソニック<6752>微小化学チップ量産、VB連携し低コスト化 ・KDDI<9433>携帯基地局搭載ヘリ実証成功、直径2kmで通信可能 ・大日印<7912>移動支援アプリの範囲拡大、23区で利用可能 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+50.50億豪ドル、8月:+59.26億豪ドル) 《SF》
関連銘柄 7件
6707 東証プライム
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時価総額 172,825百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
1,317
6/28 15:00
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時価総額 3,231,993百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7912 東証プライム
5,412
6/28 15:00
+113(%)
時価総額 1,716,903百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8002 東証プライム
2,975.5
6/28 15:00
+20(%)
時価総額 5,112,540百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,148
6/28 15:00
+49(%)
時価総額 13,575,693百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17