マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 5:53:32
15,146,868
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

目先達成感意識も依然ショートポジションの巻き戻し中心【クロージング】

2019/10/29 16:19 FISCO
*16:19JST 目先達成感意識も依然ショートポジションの巻き戻し中心【クロージング】 29日の日経平均は続伸。106.86円高の22974.13円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。トランプ大統領が米中協議の合意について楽観的な見方を示したほか、欧州連合(EU)が英国のEU離脱期限の延長を認めたことが材料視され、28日の米国市場ではS&P500が最高値を更新。この流れから買いが先行する中、日経平均は寄り付き直後に一時23008.43円と昨年10月以来となる、節目の23000円を回復する局面もみられた。ただし、日経平均の23000円到達で目先的な達成感が意識されたほか、今年3度目の0.25Pt利下げが予想されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとする模様眺めムードもあってか、その後は狭いレンジでのこう着が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、その他金融、非鉄金属、精密機器、鉄鋼、保険、ガラス土石、銀行、輸送用機器が堅調。半面、空運、電力ガス、陸運、小売、倉庫運輸が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>、信越化<4063>、KDDI<9433>、オムロン<6645>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、バンナムHD<7832>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が冴えない。 日経平均は7営業日続伸で昨年10月以来の23000円を回復した。節目を回復したほか、10月半ば以降の強いリバウンド基調を背景に、目先的には達成感が意識されやすいところであろう。しかしながら、総強気ムードからの上昇ではなく、期待先行で買っているとも一部では聞かれているが、期待先行ではないだろう。これまでの弱気センチメントからポジションはロングには傾いておらず、米中交渉の進展期待他、英国のブレグジット問題については来年に先送りとなる中で、ショートポジションの巻き戻しが継続している。 本格化する決算後の反応をみても、前日に高値更新後に下げに転じていた信越化<4063>はリバウンドをみせており、日東電<6988>はアク抜け的な動きをみせている。ファナックはマイナスだったが、それでも日中の高値水準で取引を終えるなど、底堅さが意識されている。今後は決算がピークを迎えることで個別でのウォッチは難しくなり、次第に模様眺めムードが強まりや牛だろうが、押し目拾いのスタンスが強まりやすいとみられる。 《CN》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17