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新興市場見通し:マザーズ本格回復遠く、IPOはBASEなど2社

2019/10/19 16:07 FISCO
*16:07JST 新興市場見通し:マザーズ本格回復遠く、IPOはBASEなど2社 先週の新興市場では、日経平均が大幅に上昇し年初来高値を更新する一方、マザーズ指数はほぼ横ばいにとどまった。主力大型株に関心が向かいやすいうえ、値動きの悪い中小型株を敬遠する向きもあるようだ。個人投資家には株式相場の方向感のつかみづらさが意識されているとみられ、日経平均の上昇ほど投資家心理が上向いている印象は乏しい。日経ジャスダック平均は堅調だったが、ワークマン<7564>が大きく値を崩した。なお、週間の騰落率は、日経平均が+3.2%であったのに対して、マザーズ指数は+0.0%、日経ジャスダック平均は+1.1%だった。 個別では、そーせいグループ<4565>が週間で7.3%高となってマザーズ指数を支えたものの、その他のマザーズ時価総額上位ではメルカリ<4385>が同0.6%安、サンバイオ<4592>が同3.2%安とさえない。Sansan<4443>は決算発表後に売りがかさみ、同17.4%安となった。売買代金上位ではブシロード<7803>などが堅調。決算発表銘柄ではマネーフォワード<3994>が大きく上昇し、霞ヶ関キャピタル<3498>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、ロゼッタ<6182>やAI CROSS<4476>は軟調で、ウォンテッドリー<3991>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、前述のワークマンが同14.4%安。これまでの大幅な値上がりで高値警戒感が広がったようだ。外需株の業績底打ち期待から、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同8.7%高と堅調だった。売買代金上位ではプロパスト<3236>に決算を好感した買いが入り、ホーブ<1382>は週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、夢の街創造委員会<2484>は今期の赤字拡大見通しを嫌気した売りが続き、下落率上位に顔を出した。IPOでは浜木綿<7682>がジャスダック市場で公開価格を4割弱上回る初値を、またワシントンホテル<4691>は東証2部市場で公開価格を1割強上回る初値を付けた。 今週の新興市場では、マザーズ指数の本格的な戻りは期待しにくいか。10月22日に祝日を挟み、週半ばからは主力企業の決算発表が本格化する。日経平均に高値警戒感が台頭してくれば、マザーズ銘柄に目先の戻りを期待した買いが入る可能性もあるが、幕間つなぎ的なものにとどまりそうだ。マザーズ時価総額上位銘柄は決算発表が迫ると業績への警戒感が出てきやすい。 今週は、10月24日にエイアンドティー<6722>、25日に東映アニメーション<4816>、沖縄セルラー電話<9436>などが決算発表を予定している。ただ、新興市場銘柄の発表本格化はまだ先。東証1部銘柄では日本電産<6594>(23日)や中外製薬<4519>、ディスコ<6146>(24日)などの決算発表があり、良好な内容であれば新興市場の関連銘柄にとっても刺激材料となる可能性がある。 IPO関連では、10月24日にインティメート・マージャー<7072>、25日にBASE<4477>がともにマザーズへ新規上場する。ネットショップ作成支援のBASEは有力ベンチャーの一角として知られ、テレビCM等で一般的な知名度も比較的高い。しかし、今回のIPOでは公開規模の大きさなどから警戒感が先行しているようだ。なお、先週はトゥエンティーフォーセブン<7074>(11月21日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 《FA》
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1382 東証スタンダード
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時価総額 1,684百万円
洋菓子メーカーなどに国産イチゴを供給。夏秋期に収穫できる自社品種に強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。馬鈴薯の生産販売も。24.6期上期は残暑の影響で自社品種の出荷数量が足踏み。ただ販価上昇で増収に。 記:2024/02/07
2484 東証スタンダード
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時価総額 36,364百万円
フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
3236 東証スタンダード
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3498 東証プライム
14,570
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時価総額 139,085百万円
不動産投資会社。物流施設やアパートメントホテル、自然エネルギー施設等の不動産コンサルティング、ファンド運用を行う。不動産販売、不動産コンサルティングともに売上伸びる。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
3991 東証グロース
1,230
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ビジネスSNSプラットフォーム「ウォンテッドリー」を運営。企業向けサブスク型採用サービスの利用料収入が収益源。登録企業ユーザー数は4万社。ストック収益は横ばい。営業費用は減少。24.8期1Qは増益。 記:2024/01/28
3994 東証プライム
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時価総額 299,458百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
4385 東証プライム
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時価総額 286,270百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4443 東証プライム
1,472
4/26 15:00
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時価総額 184,029百万円
柱の法人向け名刺管理サービスは営業DXサービスに進化中。インボイス管理サービスなども。24.5期上期はインボイス管理の有料契約件数が倍増。営業DXの契約件数や名刺アプリの利用者数も順調に増えて収益急改善。 記:2024/02/06
4476 東証グロース
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SMS配信プラットフォーム「絶対リーチ!SMS」、チャットボットプラットフォーム「Smart X Chat」等を手掛ける。国内顧客の利用は増加。売上原価や販管費は減少。23.12期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
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時価総額 30,237百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4519 東証プライム
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時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
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時価総額 119,444百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4592 東証グロース
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バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4691 東証スタンダード
795
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+10(%)
時価総額 9,675百万円
ワシントンホテルプラザ、R&Bホテルを運営するホテルチェーン。会員制プログラム「宿泊ネット」の会員登録者数は38万人と2桁増。R&Bホテル上野広小路など東京地区は稼働が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
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時価総額 552,930百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
6146 東証プライム
46,010
4/26 15:00
-1,070(%)
時価総額 4,983,665百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6182 東証グロース
965
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 10,314百万円
AI活用の機械翻訳サービスを提供。人による従来型翻訳・通訳、メタバース事業なども手掛ける。導入企業数は6000社超。費用最適化による利益率の改善等で、AI事業は収益好調。24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/05
3,990
4/26 15:00
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時価総額 384,297百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(%)
時価総額 4,242,561百万円
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6722 JQスタンダード
1,807
1/27 14:57
+27(%)
時価総額 11,308百万円
血液検査分野に特化した臨床検査機器メーカー。臨床検査情報システムや検体検査装置、試薬開発等を手掛ける。臨床検査試薬は伸び悩む。20.12期3Qは検体検査装置が増収。電解質分析装置のOEM向け販売が増加。 記:2020/11/11
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7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7682 東証スタンダード
4,545
4/26 12:56
+70(%)
時価総額 9,794百万円
外食チェーン。中国料理レストラン「浜木綿」や「四季亭」、「桃李渓」、中華食堂「はまゆう」を東海中心に展開。40店舗展開。中国食堂はまゆう野並店を新規出店。増収効果等により、24.7期1Qは黒字転換。 記:2024/01/16
7803 東証グロース
371
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時価総額 27,596百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31
9436 東証スタンダード
3,400
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 182,770百万円
沖縄県が拠点の通信事業会社。KDDIの子会社。県内で「auモバイル」や「UQモバイル」を運営する。FTTHサービスや売電も行う。今期3Q累計はモバイル事業が好調だった。光回線やau電気も堅調に推移した。 記:2024/03/04