マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 20:08:16
10,356,058
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リバランス中心の売買、ISM非製造業の結果を見極め【クロージング】

2019/10/2 16:06 FISCO
*16:06JST リバランス中心の売買、ISM非製造業の結果を見極め【クロージング】 2日の日経平均は反落。106.63円安の21778.61円(出来高概算11億7000万株)で取引を終えた。9月の米ISM製造業景気指数は、2009年6月以来の低水準となり、リセッション(景気後退)リスクへの警戒からシカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行した。しかし、日経平均は、寄り付き直後に付けた21725.23円を安値に下げ渋る格好となり、後場には一時21795.01円まで下げ幅を縮めている。北朝鮮の飛翔体の発射なども朝方伝えられていたが、市場の反応は限られており、こう着感の強い相場展開になっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数、値下がり数は拮抗。セクターでは機械、輸送用機器、鉱業、精密機器、電気機器、ガラス土石が冴えない半面、電力ガス、陸運、建設、情報通信、その他製品、金属製品がしっかりと、内需ディフェンシブ系が買われる格好。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日産化<4021>、東エレク<8035>が重石に。 日経平均は狭いレンジでの取引となり、下を売り込む流れにはならなかった点は安心感につながる。もっとも、値上がり数、値下がり数が拮抗している状況から、リバランス中心の売買だったことが窺える。米ISM製造業景気指数の悪化についても、市場では米ISM非製造業の結果を見極めたいといったところである。また、相場全体では方向感が掴みづらいところではあるが、日経平均の底堅さが意識されるなか、中小型株の一角には個人主体の資金流入がみられている。 日経平均は下降する5日線に上値を抑えられる形状が続いており、トレンドとしてはじりじりと25日線レベルが意識されやすいところではある。しかし、7月の抵抗水準だった21700円処での踏ん張りをみせており、21700円処での支持線意識によりテクニカルリバンドに向かう可能性はあるだろう。まずは同水準での底堅さから、5日線突破といったトレンドを見せてこれるかを見極めたいところであろう。 《CN》
関連銘柄 7件
4021 東証プライム
4,712
5/17 15:00
+1(%)
時価総額 665,806百万円
大手化学メーカー。液晶配向膜や半導体材料に加え、農薬や動物薬などの農業化学品を展開。自社開発殺虫剤「グレーシア」や液晶配向材用ポリイミド「サンエバー」に注力。半導体材料の停滞もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/28
6954 東証プライム
4,597
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
5/17 15:00
+12(%)
時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9613 東証プライム
2,283.5
5/17 15:00
-0.5(%)
時価総額 3,202,609百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10