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日経VI概況:大きく反発、米経済指標の悪化受けて景気減速への懸念高まる

2019/10/2 15:35 FISCO
*15:35JST 日経VI概況:大きく反発、米経済指標の悪化受けて景気減速への懸念高まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10月2日、前日比+0.99pt(上昇率6.22%)の16.90ptと大きく反発した。なお、高値は17.43pt、安値は16.76pt。9月の米ISM製造業景況感指数が2カ月連続で節目の50を下回り、2009年6月以来の低水準となったことで、前日の米国市場は主要3指数そろって大きく下落。夜間に進んでいた対ドルでの円高基調なども重石となり、本日の日経平均は大きく下落して始まった。これに伴い日経VIも大幅反発でのスタートとなった。ただ、その後は円高基調の一服や、この先に控えている各種経済指標の結果を見極めたいとの思惑から、こう着感の強い展開となった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《YN》