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前場に注目すべき3つのポイント~配当権利落ちの影響吸収ならセンチメント改善に

2019/9/27 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~配当権利落ちの影響吸収ならセンチメント改善に 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:配当権利落ちの影響吸収ならセンチメント改善に ■前場の注目材料:クスリのアオキ、1Q営業利益4.0%減、コンセンサス下回る ■オリックス、ワコーパレットを400億円で買収 ■配当権利落ちの影響吸収ならセンチメント改善に 27日の日本株市場は、米株安の流れから手掛けづらさはありそうだが、市場の関心は配当落ちの影響を吸収できるかに向かいそうである。26日の米国市場ではNYダウが79ドル安だった。トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の電話会談を巡る内部告発状で、政権側が会談記録を隠蔽したことが明らかとなったことが嫌気された。 また、取引終了後にマイクロン・テクノロジーが発表した6-8月期決算は、売上高、1株利益ともに予想を上振れたものの、弱気な業績見通しが嫌気され、時間外取引で下落して推移していることも重石になりそうだ。一方で、シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の21965円と底堅い値動き。円相場は1ドル107円80銭台と横ばいで推移している。 配当権利落ちの影響としては、日経平均で約165円、TOPIXで15.5Pt程度とみられている。この影響から日経平均は22000円を割り込んでのスタートとなろうが、シカゴ先物の推移から、小幅な下げにとどまることが意識される。また、朝方は配当再投資による需給要因が意識されるほか、弱い値動きをみせたとしても、日銀のETF買い入れへの思惑から、下は売り込みづらいところであろう。 米中通商協議の行方や米大統領の弾劾による政権リスクなどを背景に積極的な参加者は限られようが、日経平均は前日までで、終値では5営業日連続で22000円を上回っており、心理的な支持線として意識されている。22000円処での底堅さが意識されるようだと、センチメント改善につながりそうである。即日吸収で22000円を大引けでキープできるかがポイントとなりそうだ。 一方でTOPIXの年初来高値更新をみると、海外勢によるTOPIX型の買いが断続的に入っているようにみられる。海外勢は先物合算では足元で買い越し基調にあるほか、米中通商合意への期待から中国関連の上昇がみられるなど、需給状況は悪くないと考えられる。権利落ち後の戻りによってセンチメントを計りたいところであろう。 ■クスリのアオキ、1Q営業利益4.0%減、コンセンサス下回る クスリのアオキ<3549>は第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比4.0%減の33.83億円だった。通期計画に対する進捗率は22.5%となる。また、コンセンサス(39億円程度)を下回っている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22048.24、+28.09) ・シカゴ日経225先物は上昇(21965、大阪比+105) ・1ドル107円80-90銭 ・SOX指数は上昇(1580.10、+0.54) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・日銀のETF購入 ・オリックス<8591>ワコーパレットを400億円で買収 ・古河電<5801>巻線事業を統合、米社と新会社設立 ・サイバーダイン<7779>トイレ移動をロボで支援、自動走行・便器と接続 ・クボタ<6326>ミャンマーで農機拡販、新拠点に物流集約 ・スクリン<7735>グループのマーケ強化、来年度、HDに新組織 ・JDI<6740>中国連合の支援白紙に、再建計画、土台から崩れる ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.6%、8月:+0.7%) <海外> ・10:30 中・8月工業企業利益(7月:前年比+2.6%) 《SF》
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北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。1869年創業。石川県白山市に本社。グループ店舗数は950店舗超。調剤併設率の向上、生鮮食品の導入など品揃え強化を図る。 記:2024/10/20
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国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
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世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6740 東証プライム
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時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
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時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7779 東証グロース
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時価総額 40,447百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8591 東証プライム
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-11(%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07