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後場に注目すべき3つのポイント~21500円台回復も先行き見極め

2019/9/11 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~21500円台回復も先行き見極め 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は7日続伸、21500円台回復も先行き見極め ・ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調に ・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は7日続伸、21500円台回復も先行き見極め 日経平均は7日続伸。122.04円高の21514.14円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。 10日の米株式市場でNYダウは5日続伸し、73ドル高となった。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁緩和などを条件に、中国政府が米農産物を購入する方針と一部メディアが報じ、協議進展への期待が相場を押し上げた。ただ、12日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に持ち高調整の売りも出て、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3日続落した。為替市場では米長期金利の上昇とともに1ドル=107円台半ばへ円安が進み、本日の日経平均はNYダウの上昇や円安を好感して74円高からスタート。前日同様に割安株(バリュー株)への資金シフトから銀行株が大きく値を上げて相場をけん引し、前場の日経平均は21520.65円(128.55円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の7割強、対して値下がり銘柄は2割強となっている。 個別では、前述のとおり三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が前日に続き堅調。他の金融株ではりそなHD<8308>や第一生命HD<8750>が大きく買われた。売買代金上位ではソフトバンクG<9984>が小幅に上昇し、トヨタ自<7203>やソニー<6758>はしっかり。米アップルが新型「iPhone」を発表し、村田製<6981>などの関連銘柄も堅調だった。また、ノムラシステム<3940>が連日でストップ高を付け、東証1部上昇率トップとなっている。一方、売買代金トップのリクルートHD<6098>や任天堂<7974>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>がさえない。リクルートHDは売出価格決定で買い戻しも入ったが、戻りは限定的だった。第一三共<4568>は2%超安と前日同様に軟調ぶりが目立つ。前日に肺がん患者を対象とした抗体薬物複合体の試験データを公表したが、サプライズなしと受け止められたようだ。また、PI<4290>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、証券、銀行業などが上昇率上位で、その他も全般軟調。反面、不動産業など4業種が下落した。 過度なリスク回避ムードが和らぐとともに米長期金利の上昇が続き、為替相場の円安進行と日経平均の上昇、出遅れ感のあった割安株(バリュー株)への資金シフトにつながっている。日経平均は8月1日以来、およそ1カ月ぶりに21500円台を回復。テクニカル面ではシグナルが好転し、7月高値21823.07円(25日、取引時間中)を意識した動きも出てきそうだ。銀行株などはかねてファンドが割安修正のタイミングを窺っていたようだが、米長期金利の上昇と地銀再編の思惑をきっかけに急ピッチのリバウンドを見せ、相場のけん引役となっている。 とはいえ、こうした相場のどこまで続くか慎重に見極める必要はありそうだ。かねて債券相場の過熱感が指摘されていただけに、その修正の面が大きいとみられる。しかし米中摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念はくすぶり、来週にかけて相次ぎ開催される日米欧の金融政策決定会合後に材料出尽くし感が広がる可能性もある。週末の先物・オプション特別清算指数(SQ)算出後の日経平均軟化を警戒する向きもあるようだ。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り基調に 11日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株高を背景に円売りが先行し、クロス円にけん引されて107円後半に値を上げた。 ドル・円は、107円50銭で寄り付き後、足元のドル買いの流れで上昇方向に振れた。その後、日経平均株価の堅調地合いで円売りが鮮明になり、ユーロ・円などクロス円のじり高がドルを107円後半に押し上げた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、目先の日本株高継続への期待感から円売り地合いが続く。ただ、上海総合指数の弱含みが円売りを抑制。また、明日の欧州中銀(ECB)理事会を見極めようと、目先は動きづらいだろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円50銭から107円68銭、ユーロ・円は118円69銭から118円99銭、ユーロ・ドルは1.1037ドルから1.1055ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・sMedio<3913>、ノムラシステムコーポレーション<3940>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・豪準備銀 「状況次第では非伝統的な金融政策手段を検討」 【経済指標】 ・日・7-9月期大企業全産業景況判断指数:1.1(予想:-1.0、4-6月期:-3.7) <国内> ・内閣改造・自民党役員人事 <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 19件
3913 東証グロース
553
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,299百万円
組込みブラウザ「Tourbillon」などのテクノロジーライセンス事業が主力。旧社名はsMedio。DXサービス事業、GXサービス事業も展開。テクノロジーライセンス事業は利益率の高いライセンス製品に注力。 記:2024/07/01
120
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 5,589百万円
独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24
678
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 87,242百万円
コールセンターと現場対応を組み合わせたサービスを提供するBPO会社。損保や自動車メーカー向けロードサービス等を提供するオートモーティブ事業が主力。26年に秋田県潟上市に800席規模のBPO拠点の開設計画。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8308 東証プライム
1,247.5
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 2,995,223百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。埼玉りそな銀行、関西みらい銀行なども傘下に持つ。収益・コスト構造改革の加速図る。26.3期当期純利益1700億円目標。 記:2024/10/28
3,663
11/22 15:30
+64(%)
時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
3,835
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 9,738,024百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
3,799
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 3,918,095百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17