マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 14:05:16
15,276,983
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~200日線水準回復で週末へ

2019/9/6 12:40 FISCO
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~200日線水準回復で週末へ 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日続伸、200日線水準回復で週末へ ・ドル・円は小じっかり、日本株高などで円売り継続 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367> ■日経平均は4日続伸、200日線水準回復で週末へ 日経平均は4日続伸。126.60円高の21212.54円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。 5日の米株式市場でNYダウは大幅続伸し、372ドル高となった。米中が10月に閣僚級の貿易協議を開くと伝わり、米中摩擦への懸念が後退。8月のADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことや、長期金利の上昇も投資家心理の改善につながった。円相場は1ドル=107円近辺まで下落しており、本日の日経平均はこうした流れを好感し115円高からスタート。前日に400円を超える大幅高となったことから、朝方は戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もあったが、前場中ごろを過ぎると一時21241.29円(155.35円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄数は1023、対して値下がり銘柄数は1003とほぼ拮抗している。 個別では、ファーストリテ<9983>が2%超上昇し、1銘柄で日経平均を約53円押し上げた。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>もしっかり。積水ハウス<1928>や日本ハウスHD<1873>は決算が好感され、アウトソシング<2427>は一部報道を受け中期成長期待が高まったようだ。資本業務提携を発表した大和証G<8601>とクレセゾン<8253>も揃って買い優勢。中小型株ではKLab<3656>が連日で活況となり、アトラ<6029>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が3%近い下落。出資する米シェアオフィス大手について、上場当初の時価総額が市場予想の半分程度になる見通しと報じられている。携帯電話事業の本格開始が後ずれする見通しと報じられた楽天<4755>は5%の下落。その他売買代金上位ではソニー<6758>や東エレク<8035>がさえない。また、楽天とともにショーエイコーポ<9385>やコロプラ<3668>が東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、輸送用機器、機械、ガラス・土石製品などが上昇率上位。反面、電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが下落率上位だった。 日経平均は戻り待ちの売りをこなしつつ堅調に推移し、3ケタの上昇で前場を折り返した。米中協議の再開については前日の取引で織り込み済みだろう。しかしADP雇用統計に加え、8月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことは明るい材料だ。米経済の減速懸念が後退し、為替相場が円安方向に傾いたことで輸出企業の採算改善も期待される。 しかし日経平均の日足チャートを見ると、21200円台に位置する200日移動平均線に上値を抑えられている。8月初めに急落する前は21000円台でもみ合う場面が多かったため、節目として意識される200日線水準を回復したことで戻り待ちの売りが出やすいだろう。また週末に加え、今晩の米国では8月雇用統計の発表が控えており、来週から再来週にかけて12日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を皮切りに日米欧の中央銀行が相次ぎ金融政策決定会合を開く。こうしたイベントを前に目先の利益を確保する動きも出てきやすいと考えられる。日経平均に比べ東証株価指数(TOPIX)の上昇が鈍い点も気になるところ。後場の日経平均は堅調ながらこう着感を強めそうだ。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高などで円売り継続 6日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株や中国株、欧米株式先物の上昇を手がかりに円売りが進み、ドルは107円10銭付近まで値を上げた。 ドル・円は、106円後半で寄り付いた後、日経平均株価や上海総合指数の上昇でリスク選好的な円売りが先行。また、欧米株式先物のプラス圏推移で、今晩の株高を見込んだドル買いもみられ一時107円10銭付近に浮上した。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、目先の日本株高継続への期待感から円売り地合いに変わりはない。また、米10年債利回りは1.57%台で底堅く推移しており、現時点でまとまったドル売りは想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円89銭から107円09銭、ユーロ・円は117円33銭から117円45銭、ユーロ・ドルは1.1031ドルから1.1038ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・フォーライフ<3477>、アトラ<6029>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・7月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比-0.3%(予想:+0.1%、6月:+0.4%) ・日・7月家計支出:前年比+0.8%(予想:+0.8%、6月:+2.7%) <国内> ・14:00 7月景気動向指数・先行速報値(予想:93.2、6月:93.3) <海外> ・15:00 独・7月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、6月:-1.5%) 《HH》
関連銘柄 19件
326
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 13,040百万円
在来木造住宅の設計・施工・販売を行う。リフォームや不動産分譲、住宅関連商品の販売、ホテル事業等も。配当性向30%前後目安。住宅事業では注文住宅4商の販促に注力。ホテル事業では旅行代理店へのセールスを強化。 記:2024/06/04
1928 東証プライム
3,532
11/22 15:30
+46(%)
時価総額 2,418,300百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
3477 東証グロース
609
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 2,436百万円
横浜・川崎エリアなど東急東横線沿線を中心に注文住宅や分譲住宅、再生住宅を展開。1次取得層向けの低価格設定に特徴。都市型・狭小・低価格の新築三階建戸建に強み。リフォームも。販売数増加、エリアも拡大へ。 記:2024/06/06
3656 東証プライム
186
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 8,936百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運用等を行う。「BLEACH Brave Souls」、「キャプテン翼」などが主力タイトル。ラピスリライツ等のIP事業も。ハイブリッドカジュアルゲームの新規開発等を推進。 記:2024/08/23
3668 東証プライム
471
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 61,256百万円
スマホ向けゲームなどの開発・運営を行うエンターテインメント事業を手掛ける。魔法使いと黒猫のウィズ、白猫プロジェクトが代表作。投資育成事業も展開。ブリリアンクリプトトークンは上場地域の拡大等に取り組む。 記:2024/08/23
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6029 東証スタンダード
131
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,348百万円
鍼灸接骨院「ほねつぎ」をチェーン展開。機材・消耗品販売、療養費請求代行サービス、モバイル集客予約システム等も手掛ける。ほねつぎチェーンの加盟院の増加に注力。プーマランニングハウスに水素ガス発生装置を提供。 記:2024/10/22
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8253 東証プライム
3,680
11/22 15:30
+216(%)
時価総額 682,438百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。そごう・西武、パルコ等と強い提携関係。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。インドなど海外事業拡大へ。新中計では事業利益を27年3月期1000億円へ。 記:2024/08/17
8601 東証プライム
1,007.5
11/22 15:30
+5.5(%)
時価総額 1,581,149百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。オンライントレード契約口座数は368万口座超。中計では27.3期経常利益2400億円以上目標。 記:2024/10/28
9385 東証スタンダード
575
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 4,514百万円
フィルムパッケージの製造等を行う軟包材メーカー。OEMや発送代行等を行う営業促進支援事業、100円ショップ向け製品の企画・製造等を行う商品販売事業が柱。化粧品、日用品のR&D体制の拡充などに注力。 記:2024/08/09
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17