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需給イベントも売買代金2兆円上回れず【クロージング】

2019/8/29 16:00 FISCO
*16:00JST 需給イベントも売買代金2兆円上回れず【クロージング】 29日の日経平均は小幅に下落。18.49円安の20460.93円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。米株高の流れもあり、寄り付き直後には20520.68円と20500円を回復したが、米中摩擦に対する警戒感のほか、英国の合意なき離脱への懸念も不安材料になり、前場半ばには20361.12円と戻りの鈍さが意識された。とは言え、市場参加者が限られている中では方向感は出難く、後場についてはこう着ながらも下落幅を縮めている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではサービス、ゴム製品、精密機器、情報通信、証券が冴えない。半面、水産農林、石油石炭、鉄鋼、ガラス土石がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>が重石に。一方で、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が下支え。 日経平均は大引けにかけて下げ幅を縮める展開ではあったが、5日線に上値を抑えられており、20500円処が抵抗として意識されている。また、本日は大引けでTOPIXリバランスとJPX400の銘柄入れ替えに伴う需給材料があったにもかかわらず、売買代金は1.6兆円と依然として2兆円を下回っており、参加者が限られている状況である。 明日も週末要因からより様子見ムードが強まりそうである。米国では9月1日より対中関税を発動する。トランプ米大統領は先日、中国との貿易協議再開を表明したが、既定の制裁強化の行政手続きは予定通り進め、協議再開に向けて中国の歩み寄りを促すとみられている。週末に大きな変化も警戒されそうであり、短期的な売買のほか、リバランス中心になりそうだ。 また、個人投資家の中小型株物色は活発ではあるが、アンジェス<4563>の足元での急落の影響もあって、マザーズ指数は支持線レベルを割り込んでいる。個人の需給悪化への警戒感も様子見姿勢につながりそうである。 《CN》
関連銘柄 8件
4563 東証グロース
47
5/17 15:00
+1(%)
時価総額 8,395百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
7,697
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 13,053,804百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
25,105
5/17 15:00
-115(%)
時価総額 7,358,627百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,597
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
5/17 15:00
+12(%)
時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10