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個人投資家・有限亭玉介:『夏枯れの森』の中で『元気な木』を探す【FISCOソーシャルレポーター】

2019/8/3 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:『夏枯れの森』の中で『元気な木』を探す【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2019年7月31日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『「夏枯れの森」の中で「元気な木」を探す』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まずご紹介致しますのは、バイオマーカー技術を活用したヘルスケア関連サービスを展開する総医研HD<2385>です。3月にもご紹介しましたが、上昇トレンドをキープしております。岩井コスモ証券も投資判断を「A」としており、バイオ株としてのテーマ性も持っています。 中国の越境ECの化粧品関連が業績に寄与しており、財政状況も堅調と言えそうです。国内外の健康志向の高まりを背景に健康食品関連のセクターが活況である事もあり、今後の業績の伸びに期待したいところです。今週のチャートは調整に入り、一目均衡表(週足)で雲に突入している様子ですが、目先は8月16日発表予定の決算前後の値動きに注視していきたいです。 2つ目の銘柄は音響機器メーカー老舗のオンキヨー<6628>です。5月に子会社のホームAV事業を米企業に売却した事をキッカケに急反発。その後の車載分野におけるOEM事業やeスポーツ事業などへ進出についての戦略を発表し、さらに急上昇しました。直近でもインド工場の生産ラインの拡大などの材料発表が刺激となり、5月21日の安値30円から7月4日高値91円と、短期間におよそ3倍高に高騰した事でも記憶に新しいかと存じます。 株価はその後保ち合いとなっておりますが、8月14日に予定されている決算発表を見極めたいという市場の見方もある模様です。低位株とはいえ、あたくしも音楽に興じていた際にお世話になった同社製品…本格的な反発相場に入ったとして、目先の調整を終えた折には拾ってみたいと見ています。 3つ目の銘柄は組み込みソフト開発や技術者派遣を主力とするソーバル<2186>です。キヤノン<7751>や富士通<6702>を主要顧客としており、IoTやAI、自動運転関連などの先端技術の習得を進めています。同社は今後5Gに関わる案件を取引先から引き受ける可能性は高いと示唆している事に加え、技術者派遣という点でその他にも多彩なテーマとの親和性を持ち合わせています。 6月28日に発表された20.2期1Qの決算では経常利益が前年同期比16.3%増の1.92億円と堅調に推移しています。自社株買いを行ったり、配当予想も前期から増配を予定していたりと株主還元性も高いと言えます。チャートは13週線の下値サポートで上昇トレンドへ向かっており、一目均衡表(週足)の雲を上抜ける事ができるかと監視中です。 4つ目の銘柄は今年6月1日にも当記事でご紹介致しました日本通信<9424>です。ネット銀行や仮想通貨取引のセキュリティを高めるFinTechプラットフォーム「FPoS(FinTech Platform over SIM、エフポス)」が金融庁の「FinTech実証実験ハブ」に選定され注目を集めています。 以前の紹介後から継続して上昇トレンドを築いている同社ですが、米国での5G商用基地局の認可取得やCBRS(市民ブロードバンド無線サービス)向けSIM発売などのニュースが刺激となり、株価を更に押し上げる形となっております。今週は短期的な保ち合いといった様子でしたが、25日線が既に下から迫ってきております。8月8日の決算発表を控えてどのように動くかと注視中です。 最後の銘柄はバーチャレクスHD<6193>です。業務効率化RPAやAI、ICTなどの多様なテーマ性を持ち合わせる同社ですが、子会社であるタイムインターメディアが開発した最適化問題に活躍が見込めるAI「進化計算ダーウィン」が市場の関心を集めています。 財政状況も堅調で、今後はコールセンター業務受託や教育分野をはじめとする事務処理の効率化など、AIを応用したサービスを拡大していくと思われます。チャートは年初来高値を7月19日に更新しており、上昇トレンドは継続しています。8月9日の決算発表で値動きが変化するか監視を続けていきたいです。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
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2385 東証グロース
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時価総額 2,237百万円
バーチャレクス・コンサルティングを中核とする持株会社。IT&コンサルティング事業、生成AIコンタクトセンターサービス等のアウトソーシング事業を展開。デジタルマーケティングの案件規模拡大などに注力。 記:2024/08/29
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時価総額 383百万円
オーディオ機器メーカー。住宅向けインストールビジネスの販売、スピーカーシステム、イヤホン等の取扱いを強化。デジタルライフ事業はコラボ製品が堅調。21.3期通期は損益改善。21年8月1日付けで上場廃止予定。 記:2021/07/13
6702 東証プライム
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時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
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+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
9424 東証プライム
140
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 23,229百万円
MVNO事業者。2001年に世界で初めてデータ通信MVNO事業を開始。SIM事業、FPoS事業、ローカル4G/5G事業を手掛ける。日本通信SIMの契約回線数は順調増。FPoSの評価定着、事例拡大図る。 記:2024/07/05