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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本製鉄、カシオ計、ETSHDなど

2019/8/2 11:59 FISCO
*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日本製鉄、カシオ計、ETSHDなど 日本製鉄<5401>:1562.5円(-143.5円) 急落。前日に第1四半期決算を発表、事業利益は606億円で前年同期比33.1%減、停電の影響などによって市場予想を下回った。それ以上に、新たに発表された通期見通しが嫌気される形になっている。通期事業利益は1500億円で前期比55%減益の水準、市場予想を1000億円程度下回っている。生産数量、スプレッドともに市場想定を上回る悪化見通しにあり、今後の減損リスクも考慮すると、事業環境の厳しさは市場の想定を上回るとの見方に。 銀座ルノア<9853>:1014円(+32円) 大幅続伸。20年3月期第1四半期(19年4-6月)の営業利益を前年同期比88.3%増の2.30億円と発表している。売上高が4.2%増の20.82億円に拡大する一方、売上原価と販管費が低下し、利益を押し上げた。通期予想の営業利益は前期比31.9%増の6.14億円で据え置いた。進捗率は37.5%に達しており、上方修正への期待が広がっている。株価が200日移動平均線を上抜けたことも買いを後押ししているようだ。 インタワクス<6032>:608円 - ストップ安売り気配。前日に発表した第1四半期決算がネガティブなインパクトにつながっている。営業利益は0.2億円で前年同期比84.6%減益、通期では9億円、前期比70.8%の大幅増益予想であり、想定外の低調スタートとなっている。主力のM&S事業が、一部大手企業の採用意欲低下や求人企業への提案不足などによって大幅減益となった。業績下振れ、さらには減配懸念なども強まる形へ。前日に期待感先行で大きく上げた反動も。 安川電<6506>:3470円(-175円) 大幅続落。トランプ米大統領は、現時点で制裁関税の対象となっていない中国からの輸入品3000億ドル相当に対して、9月1日から10%の関税を課すと発表、関税率を後に引き上げる可能性も示唆している。中国が米農産物の購入を増やしていないことに対応したようだ。これによって、対中貿易戦争の激化が想定されることになり、同社などFA関連機器メーカーや電子部品各社などには、中国需要の一段の減少が警戒される状況となっている。 アクリート<4395>:812円(+21円) 大幅高。7&iHD<3382>がスマートフォン決済サービス「セブンペイ」を9月末で終了すると発表し、「2段階認証の検討が不十分だった」と会見で説明したことが材料視されている。2段階認証は、IDとパスワードに加え、SMSやアプリなどを使って利用者を確認する仕組み。2段階認証の需要が増加すれば、SMS配信サービスを提供するアクリートの利益拡大につながるとの思惑から買いが入っているようだ。 カシオ計<6952>:1348円(+97円) 急騰。前日に発表した第1四半期決算が好感される。営業利益は75億円で前年同期比13.9%増益、市場コンセンサスを10億円程度上回っている。通期予想315億円、前期比4.1%増益に対しても順調なスタート。腕時計の構造的な市場縮小、中国景気減速の影響などで、通期では会社計画下振れがコンセンサスとなっていたが、懸念されていた腕時計の好調が業績をけん引する形になっており、ポジティブなサプライズが優勢となっている。 ETSHD<1789>:641円(-56円) 急反落、19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の営業利益を前年同期比49.3%減の0.32億円と発表している。電気工事業で受注高は順調に推移したものの、前期繰越工事高が少なかったことなどが響き、利益が縮小した。通期予想は前期比68.1%増の3.09億円で据え置いた。進捗率は10.4%にとどまっており、計画未達への懸念から売り優勢となっている。 動物高度医療<6039>:2415円(+156円) 急伸。20年3月期第1四半期(19年4-6月)の営業利益を前年同期比42.9%増の1.12億円と発表している。飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続けるなどした結果、初診数が10.0%増、手術数が16.8%増に拡大し、利益を押し上げた。通期予想は前期比3.2%増の4.10億円で据え置いている。 《ST》
関連銘柄 9件
1789 東証スタンダード
740
7/1 15:00
+1(%)
時価総額 4,718百万円
電力工事会社。地中送電線や電線工事等の送電線工事、情報通信工事や防災・防犯工事等の内線工事が主力。電気工事業は黒字転換。電力工事部門、設備工事部門ともに工事が順調に進捗。24.9期1Qは営業黒字転換。 記:2024/02/24
1,960
7/1 15:00
±0(%)
時価総額 5,212,279百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4395 東証グロース
722
7/1 15:00
-12(%)
時価総額 4,255百万円
SMS(ショートメール)配信サービスを展開。学校安心メール、防犯・防災危機管理緊急連絡システム「自治体安心メール」等も。大量のSMSを安全に配信できる自社システムに強み。非SMS領域拡大などに取り組む。 記:2024/05/08
5401 東証プライム
3,456
7/1 15:00
+55(%)
時価総額 3,284,309百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6032 東証スタンダード
347
7/27 15:00
-11(%)
時価総額 3,401百万円
製造業向け求人サイト「工場WORKS」を運営。人材紹介や採用支援も手掛ける。無借金経営。23.3期通期は2桁増収。コンフィデンスと経営統合予定。株主総会で承認なら同社株は23年7月28日付けで上場廃止へ。 記:2023/06/10
2,155
7/1 15:00
-19(%)
時価総額 6,112百万円
動物病院からの紹介を受けて犬・猫向けの高度医療サービスを行う。画像診断サービス等も手掛ける。二次診療サービスの初診数は6090件と増加。画像診断サービスは検査件数が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/22
6506 東証プライム
5,853
7/1 15:00
+76(%)
時価総額 1,560,937百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6952 東証プライム
1,196
7/1 15:00
-5.5(%)
時価総額 297,829百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
9853 東証スタンダード
893
7/1 14:48
+3(%)
時価総額 5,583百万円
喫茶店チェーン。関東地方を中心に「喫茶室ルノアール」を展開する。ベーカリー業態も展開する。キーコーヒーと業務提携。今期3Q累計は2割超の増収、利益は黒字転換した。新規出店や季節限定商品等のメニューが寄与。 記:2024/03/07