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FOMC通過後も決算を手掛かりとした日替わり物色が続こう【クロージング】

2019/7/31 15:55 FISCO
*15:55JST FOMC通過後も決算を手掛かりとした日替わり物色が続こう【クロージング】 31日の日経平均は反落。187.78円安の21521.53円(出来高概算13億5000万株)で取引を終えた。30日の米国市場は、米中協議の行方やFOMCの結果を見極めたいとする模様眺めムードの中で、小幅に下落。また、米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から上値の重い展開となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円安の21485円と節目の21500円を下回るなか、売り先行の展開となった。また、日経平均構成銘柄の銘柄変更に伴う需給要因の影響もあり、断続的なインデックス売りの影響から前引け間際には一時21476.07円まで下げ幅を広げている。ただし、後場は60円程度の狭い値幅ではあったが21500円を上回っての推移が続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、海運、倉庫運輸、輸送用機器、水産農林、ゴム製品、ガラス土石、食料品、銀行、証券が軟調。半面、医薬品、電力ガス、金属製品、保険がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>が軟調。一方で、第一三共<4568>、ソニー<6758>、TDK<6762>、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>が下支えした。 日経平均は一時節目の21500円を下回ったが、25日線の攻防であった。また、大引け値にて日経平均パッシブ連動資金から千代建<6366>に売り需要、バンナムHD<7832>に買い需要が発生した。この入替えでは買い代金が足りないため、他の構成銘柄へ断続的な売りが出た影響がみられた。米中協議の行方やFOMCの結果を見極めたいとする模様眺めムードの中で参加者は限られており、薄商いの中でより影響を受けた格好である。 一方で、決算ラッシュの中、期待通りにソニーが強い値動きをみせている。中小型株の一角にも決算評価の流れがみられており、個別では物色意欲の強さが窺えた。明日はFOMCの結果を受けた為替市場の動向などを手掛かりとした短期筋の仕掛け的な売買に振らされる影響がある。しかし、短期的な売買となると、その後のカバーも速そうである。引き続き決算を手掛かりとした日替わり物色が続こう。 《CN》
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4523 東証プライム
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6366 東証スタンダード
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時価総額 111,419百万円
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6758 東証プライム
13,060
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6762 東証プライム
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電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6954 東証プライム
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工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
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時価総額 2,869,145百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
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時価総額 1,975,356百万円
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9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
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時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10