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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGや値がさハイテク株の動向を見極め

2019/7/22 12:46 FISCO
*12:46JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGや値がさハイテク株の動向を見極め 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、ソフトバンクGや値がさハイテク株の動向を見極め ・ドル・円は小じっかり、クロス円にらみ一時108円台 ・値下がり寄与トップは、アサヒグループHD<2502>、同2位はダイキン工業<6367> ■日経平均は反落、ソフトバンクGや値がさハイテク株の動向を見極め 日経平均は反落。59.68円安の21407.31円(出来高概算4億2000万株)で前場の取引を終えた。週末の米国市場は米中協議を見極めたいとの思惑やイラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から下落となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21265円だった。米中決算が本格化することも様子見姿勢が強まる中、売り先行で始まった日経平均は寄り付き直後に21317.85円まで下落幅を広げた。しかし、参院選では想定されていたものの、与党の自民、公明両党は改選過半数の63議席を上回ったことで安定政権への評価や為替市場ではやや円安に振れて推移していることもあり、その後は下げ幅を縮めてのこう着が続いている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは精密機器、食料品、その他製品、その他金融、医薬品が軟調。半面、金属製品、海運、ガラス土石、銀行、情報通信がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、アサヒ<2502>、ダイキン<6367>、ユニファミマ<8028>、資生堂<4911>が重石に。一方でソフトバンクG<9984>が下支えする格好となっている。 日経平均は売り一巡後は底堅く推移しており、21400円台でのこう着相場が続いている。ソフトバンクGが下支えする格好であるが、米経済誌バロンズにおいて、評価不足との記事が材料視されているようである。また、為替市場では1ドル107円90銭台と朝方から若干円安に振れて推移していることも安心感につながり、TDK<6762>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などの底堅さにつながっているようである。特に半導体関連株は先週の台湾TSMCの上昇によって半導体市況の復調への期待につながっていた。東エレクやアドバンテストは今週決算発表が控えていることもあり、買い戻しなどから底堅さが意識される可能性もありそうだ。 一方で日米決算本格化によって積極的な売買は手控えられるだろう。日経平均は一先ず底堅さが意識されるものの、先週割り込んできた25日線や75日線レベルが上値抵抗に変わってきており、強弱感が対立しやすいところでもある。まずは、指数インパクトの大きいソフトバンクGや値がさハイテク株の動向を見極めたいところであろう。 ■ドル・円は小じっかり、クロス円にらみ一時108円台 22日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。米紙報道で今月末の米大幅利下げ観測は後退し、クロス円の上昇でドルは一時108円台を回復した。 米経済紙は今月30-31日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げは回避と報じており。ドル・円は朝方から底堅い値動きに。日本株や中国株は軟調地合いだが、クロス円の上昇でドルは一時108円台に浮上した。 ドルはその後、節目付近の売りに下押しされたが、ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小し、目先の日本株反転期待から円買いは後退。また、米ダウ先物はプラス圏を維持しており、今晩の株高を見込んだドル買いも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円70銭から108円06銭、ユーロ・円は120円97銭から121円14銭、ユーロ・ドルは1.1207ドルから1.1220ドル推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ソーシャルワイヤー<3929>やソネット・メディア・ネットワークス<6185>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、アサヒグループHD<2502>、同2位はダイキン工業<6367> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ブラード米セントルイス連銀総裁 「もし、FRBが25ベーシスポイントの利下げを行った場合、先制的な動きとなる」 「利回り曲線が上方に傾斜することを望む」 「インフレ見通しが12月までに改善することを望む」 ・トランプ米大統領 「ムニューシン米財務長官は中国の閣僚と良い会談をした」 ・イラン 「米国が無人機を撃墜した証拠はない。妄想では」 ・ムニューシン米財務長官 「中国の閣僚と電話会談した」 【経済指標】 米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:98.4 (予想:98.8、6月:98.2) 米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.6% (6月:2.7%) 米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.6% (6月:2.3%) カナダ・5月小売売上高:前月比-0.1% (予想:+0.3%、4月:+0.2%←+0.1%) <国内> ・安倍首相会見(自民党) <海外> ・特になし 《HH》
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時価総額 2,441,221百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
3929 東証グロース
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時価総額 2,594百万円
インフルエンサーPRサービス、各種メディアのクリッピングサービス、リリース配信サービス等を手掛けるデジタルPR事業が柱。シェアオフィス事業も。ジーニーと資本業務提携。高単価プランへの注力などに取り組む。 記:2024/07/29
4911 東証プライム
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時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6185 東証スタンダード
323
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-17(%)
時価総額 4,765百万円
広告買付プラットフォームのDSP「Logicad」の提供等を行うアドテクノロジー部門が主力。ソニーグループ。クローズド型アフィリエイト等も。TVBridgeが注力商材。25.3期最終黒字転換見通し。 記:2024/07/02
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
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6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
2,287
11/11 15:00
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時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17