マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/18 14:16:46
10,418,177
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

決算を手掛かりとした中小型株の一角へ資金集中【クロージング】

2019/7/16 16:09 FISCO
*16:09JST 決算を手掛かりとした中小型株の一角へ資金集中【クロージング】 16日の日経平均は下落。150.65円安の21535.25円(出来高概算10億4000万株)で取引を終えた。15日の米国市場は中国の4-6月期GDP成長率が27年ぶりの低成長となり、貿易摩擦の影響が懸念されたほか、本格化する4-6月期決算発表を前に見極めムードが強まり、上値の重い展開だった。また、円相場がやや円高で推移していたことも重石となっており、小幅に反落して始まった日経平均は、その後も下げ幅を広げる中、前引け間際には一時21514.89円まで下げている。ただし、節目の21500円を割り込む流れにならず、後場は40円弱の狭いレンジではあったが、21500円を上回っての推移が続いている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、石油石炭、電力ガス、鉱業、精密機器、パルプ紙、陸運が軟調。半面、輸送用機器、その他金融、金属製品、その他製品が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>が軟調。一方で、第一三共<4568>、トヨタ<7203>、安川電<6506>がしっかりだった。 日経平均は5日線を挟んでのこう着感の強い相場展開が続いた。テクニカル面では25日線、75日線が支持線として意識されやすく、引き続き節目の21500円処での底堅さが意識されそうである。米国ではゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ等、金融株の決算が予定されている。決算内容を見極めたいとの模様眺めムードも強かったとみられるが、決算への期待感は高まっていないこともあり、決算内容というよりは通過材料といった格好になりそうである。 一方で、決算などを手掛かりとした中小型株の一角への資金集中がみられている。ロシュ・グループ企業であるジェネンテック社と、複数ターゲットを対象にした共同研究およびライセンスに関する提携契約を締結したとの発表が好材料視されたそーせい<4565>は、14%を超える上昇をみせている。商いの膨らみづらい需給状況ではあるが、個人主体の物色意欲は根強く、しばらくは個別材料での物色が中心になりやすいだろう。 《CN》
関連銘柄 8件
4565 東証プライム
1,468
5/17 15:00
-52(%)
時価総額 120,263百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4568 東証プライム
5,531
5/17 15:00
+49(%)
時価総額 10,769,045百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6506 東証プライム
6,308
5/17 15:00
-165(%)
時価総額 1,682,281百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6954 東証プライム
4,597
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 4,640,888百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10