マーケット
40,333.49
+258.80
39,331.85
+162.33
暗号資産
FISCO BTC Index
7/3 10:18:39
10,026,271
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

週内はリターン・リバーサル中心の商い【クロージング】

2019/7/2 16:06 FISCO
*16:06JST 週内はリターン・リバーサル中心の商い【クロージング】 日経平均は続伸。24.30円高の21754.27円(出来高概算10億株)で取引を終えた。週明けの米国市場ではS&P500種指数は最高値を更新したが、グローベックスの米株先物の上昇から織り込まれている面もあり、前日の大幅上昇に対する利益確定が先行した。しかし、寄り付き直後につけた21697.31円が安値となるなど、下を売り込む流れにはならず、小幅ながらも底堅い相場展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、海運、卸売、保険、電気機器、精密機器、サービスが小じっかり。半面、鉱業、石油石炭が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、京セラ<6971>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、ファーストリテ<9983>が重石となっている。 日経平均は小幅ながらも続伸となり、底堅さが意識された。もっとも、出来高は辛うじて10億株を超えており、売買代金は2兆円を下回っているなど、依然として商いは膨らまない。週後半に米国市場の休場が控えていることから商いは膨らみづらいだろうが、来週にはETFの決算における分配金拠出のための現物株売りが警戒されているため、これが通過するまでは押し目買いも入れづらい需給状況であろう。そのため、週内はリターン・リバーサル中心の商いといったところである。 とは言え、外部環境の不透明感が完全に払しょくされた訳ではないが、日経平均は5月の大型連休明け後の急落部分を吸収しつある。マド埋めでいったんは達成感も意識されやすいだろうが、足元では米中貿易摩擦を巡る懸念が後退したほか、ファーウェイに対する禁輸措置の緩和等を背景に、新規のショートポジションは積み上がりづらいだろう。下を売り込む流れになく、底堅さが意識される中で、緩やかなリバウンド継続が期待される。 《CN》
関連銘柄 5件
4704 東証プライム
6,935
7/3 9:54
+100(%)
時価総額 976,427百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
6367 東証プライム
22,350
7/3 9:54
+170(%)
時価総額 6,551,098百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6971 東証プライム
1,925.5
7/3 9:54
+41.5(%)
時価総額 2,908,418百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
35,900
7/3 9:54
+850(%)
時価総額 16,931,625百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,940
7/3 9:54
+560(%)
時価総額 13,346,189百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10