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*14:51JST 英ポンド週間見通し：伸び悩みか、政治リスクがポンド反発を抑制も ■下落、政治不安を意識したポンド売りも 先週のポンド・円は下落。一時140円を下回った。欧州連合（EU）離脱に関し妥協点を見いだすことを目的とした与野党の協議は不調に終わり、メイ首相の離脱協定案が議会を通過する見込みはなくなったことがポンド売りにつながった。国内政治への不安がさらに高まっていることから、リスク選好的なポンド買いは大幅に縮小した。取引レンジ：139円55銭−142円91銭。 ■伸び悩みか、政治リスクがポンド反発を抑制も 今週のポンド・円は伸び悩みか。直近発表の英経済指標はまずまず良好であり、目先も消費者物価指数や小売売上高が堅調だった場合、英中央銀行による利下げ観測は後退し、ポンド買い材料になりそうだ。しかしながら、メイ首相の退陣圧力が強まっており、政治リスクへの警戒感がポンド相場の反発を抑える可能性がある。 ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・22日：4月消費者物価コア指数（前年比予想：+1.9％） ・24日：4月小売売上高（前月比予想：-0.1％） 予想レンジ：138円00銭−142円00銭 《FA》