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後場に注目すべき3つのポイント~半導体株中心に買い戻し先行したが

2019/5/17 12:48 FISCO
*12:48JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株中心に買い戻し先行したが 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、半導体株中心に買い戻し先行したが ・ドル・円は上げ渋り、110円付近の売りで失速 ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位はソニー<6758> ■日経平均は大幅反発、半導体株中心に買い戻し先行したが 日経平均は大幅反発。328.55円高の21391.53円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。 16日の米株式市場ではNYダウが214ドル高と3日続伸。4月住宅着工・建設許可件数が市場予想を上回ったほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことを好感した買いが先行した。企業決算もシスコシステムズやウォルマートが良好な内容となった。反面、米中摩擦の激化懸念から半導体関連株は軟調だったが、時間外取引ではエヌビディアやアプライド・マテリアルズ(AMAT)の株価が予想を上回る決算を受け大幅高。本日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、日経平均は183円高からスタートすると上げ幅を広げ、前引けにかけて21398.85円(335.87円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の8割強、対して値下がり銘柄は1割強となっている。 個別では、ソニー<6758>が売買代金トップで10%近い上昇。自社株買いの実施に加え、米マイクロソフトとクラウド型ゲームで提携すると発表している。東エレク<8035>は同業AMATの株価上昇を受け3%超高。エヌビディアのゲーム向け売上の増加が買い材料視され、任天堂<7974>は3%近く上昇した。その他売買代金上位もファーストリテ<9983>、武田薬<4502>、トヨタ自<7203>など全般堅調で、ソフトバンクG<9984>やリクルートHD<6098>は3%超の上昇。レオパレス21<8848>は旧村上ファンド系の株式買い増しが判明し急伸した。また、キャリアインデ<6538>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、村田製<6981>やTDK<6762>といった電子部品株が軟調で、ZOZO<3092>は手仕舞い売りがかさみ7%安となった。また、すてきN<8089>が連日のストップ安で東証1部下落率トップとなっている。セクターでは、鉱業、石油・石炭製品、保険業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは水産・農林業、空運業の2業種のみだった。 日経平均は300円を超える上昇で前場を折り返し、値上がり寄与上位を見るとソフトバンクG、ファーストリテに続き東エレクがランクインした。米国が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対するハイテク部品などの事実上の禁輸措置を発動し、米中摩擦の激化懸念が強まったことから、前日はこれら半導体関連株や電子部品株が日経平均の下押し役となった。本日は反対に、エヌビディアやAMATの株価上昇を受けて半導体関連株に買い戻し圧力がかかったことが相場全体を押し上げる格好となっている。日経平均の日足チャートを見ると、直近の調整局面で上値抵抗となっていた5日移動平均線を下から上に突き抜け、指数に絡んだ売買でも買い戻しの動きが出ているとみられる。 とはいえ、21400円近辺には75日移動平均線が位置しており、これに迫る場面では戻り待ちの売りが出やすいと考えられる。アジア市場では中国・上海総合指数が3日ぶりに反落、下げ幅を広げる展開となっており、投資家心理に冷や水を浴びせる可能性もある。後場の日経平均は21400円手前で一進一退の展開となりそうだ。 ■ドル・円は上げ渋り、110円付近の売りで失速 17日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株高を背景とした円売りでドルは一時110円を回復したが、節目付近の売りに下押しされ失速した。 ドル・円は、日経平均株価が前日比300円超高の堅調地合いとなり、一時110円を回復。上海総合指数は軟調だが、欧米株式先物はプラス圏で推移しており、今晩の株高を見込んだドル買い・円売り方向に振れた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持。日本株が目先上げ幅を拡大する可能性から、引き続き円売り方向に振れやすい。ただ、ドルは上値の重さが意識され、節目付近から大きく上値を伸ばす展開は想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円82銭から110円03銭、ユーロ・円は122円71銭から122円97銭、ユーロ・ドルは1.1171ドルから1.1178ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・シンクレイヤ<1724>や地域新聞社<2164>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクグループ<9984>、同2位はソニー<6758> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・茂木経済財政相 「米国は日本に自動車の輸出数量規制を求めない方針であることを通商代表部(USTR)代表を通じて確認」 <国内> ・13:30 3月第3次産業活動指数(前月比予想:+0.1%、2月:-0.6%) <海外> ・EU財務相理事会 《HH》
関連銘柄 16件
1724 東証スタンダード
651
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-2(%)
時価総額 3,219百万円
ケーブルテレビシステム、情報通信システム関連の設計・施工・保守を行う。ケーブルテレビシステム機器等の製造・販売等も。愛知県名古屋市に本社。ケーブルテレビ局などが主要取引先。既存顧客の深耕等に注力。 記:2024/09/01
2164 東証グロース
364
10/10 15:00
-3(%)
時価総額 1,572百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。週間発行部数は約173万部。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。求人情報紙「Happiness」の需要が引き続き堅調。 記:2024/05/16
3092 東証プライム
5,372
10/10 15:00
-47(%)
時価総額 1,674,152百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4502 東証プライム
4,273
10/10 15:00
+45(%)
時価総額 6,761,061百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
9,604
10/10 15:00
-115(%)
時価総額 16,288,000百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6538 東証スタンダード
179
10/10 15:00
-2(%)
時価総額 3,753百万円
転職サイト「キャリアインデックス」、不動産賃貸物件情報サイト「DOOR賃貸」等を手掛ける。営業支援サービス「Leadle」などのDX事業も展開。不動産領域の法人向けサービスではユーザーの掘り起こし図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,826
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 17,642,995百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
1,899
10/10 15:00
-16(%)
時価総額 3,691,390百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6981 東証プライム
2,882.5
10/10 15:00
+13(%)
時価総額 5,844,104百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,913
10/10 15:00
+36(%)
時価総額 10,276,534百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
-255(%)
時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8089 東証スタンダード
1,711
10/10 15:00
-33(%)
時価総額 20,778百万円
建築資材商社。建築用資材や住宅設備機器等の流通、PBブランド「ZENIYA」の展開などを行う。分譲マンションの販売等を行う住宅事業も。建材・住宅設備機器のEDI「ナイスアドバン」などの販売を強化。 記:2024/08/22
8848 東証プライム
564
10/10 15:00
-5(%)
時価総額 185,776百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸等を行う賃貸事業が主力。管理戸数は55万戸超。介護施設「あずみ苑」の運営等を行うシルバー事業も展開。物件メンテナンスなどに積極投資。入居率、稼働家賃単価の向上を図る。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,360
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時価総額 16,343,831百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,041
10/10 15:00
+345(%)
時価総額 15,577,227百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17