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不動産株のガバナンス改善に期待したい、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018/3/9 11:43 FISCO
*11:43JST 不動産株のガバナンス改善に期待したい、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 3/9付の「DailyOutlook」では、不動産株について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『例年、3月中旬に国土交通省が公示地価を公表する。公示地価は毎年1月1日時点の標準地の正常な価格を表し、土地取引や評価の一定の指標となるものだ。地価の動向は遅行指標の側面があるが、不動産株のファンダメンタルズを確認するうえで、みておきたいデータだ。また、地価をみる指標として7月1日時点の価格を各都道府県が発表する基準地価もある。この2つの指標には共通地点があり、年前半と年後半の変化を比較することができ、不動産市況が堅調に推移していることがわかる』と伝えています。 続けて、不動産各社の業績動向は堅調であることを挙げ、『タイトなオフィス市況を背景にオフィス賃料の着実な増額基調、空室率の低下が継続している。また、「2018年問題」といわれリスク材料と捉えられてきたオフィス大量供給についても、大手デベロッパーの新規開発プロジェクトのリーシング(テナント付けなど)は好調であり、今後はプロジェクトの竣工による業績の押し上げが期待できる』と分析しています。 さらに、『不動産株の推移をみると、業績は堅調なものの、株価は軟調に推移している銘柄が目立つ。背景の1つとして、株主還元などコーポレート・ガバナンス改善の遅れを指摘できる。株主還元については、昨年10月には野村不HD<3231>が大手デベロッパーで初となる自社株買いを発表するなど改善の兆しはある。ただ、投資家に評価されるためにはもう一段の踏み込んだ還元策が必要になってこよう』とまとめています。 最後にレポートでは、『大手不動産銘柄』を紹介しています。具体的には住友不<8830>や日東急不HD<3289>、ヒューリック<3003>など全8銘柄が挙げられていますので、詳しくは3/9付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《ST》
関連銘柄 4件
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時価総額 1,095,805百万円
不動産賃貸事業を中核とする不動産会社。東京23区中心に200件超の賃貸物件を保有。多数保有する好立地物件が強み。開発・建替事業、ホテル・旅館事業等も。物件の入れ替え、優良アセットの積み上げ等に取り組む。 記:2024/08/09
3,702
11/22 15:30
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時価総額 679,032百万円
総合デベロッパーの野村不動産を中核とする持株会社。野村HDの持分法適用関連会社。「プラウド」ブランドなどを展開。マンション・オフィスビルの運営・管理等も。住宅部門、都市開発部門のさらなる拡大を図る。 記:2024/08/02
964.9
11/22 15:30
+5.1(%)
時価総額 694,565百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
8830 東証プライム
4,567
11/22 15:30
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時価総額 2,174,285百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07