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コシダカHD、トレファク、OSGなど

2024/10/11 15:32 FISCO
<9716> 乃村工芸 800 -30大幅続落。前日に上半期決算を発表。営業利益は14.4億円で前年同期比35.0%減となり、第1四半期の10.3億円、同5.4倍から、一転して大幅減益となった。下半期に大型案件の進捗が集中するなど、売上の端境期となったもよう。人件費やIT関連費用なども増加した。一方、上半期受注高は同15.2%増、第1四半期の同4.4%減からは盛り返しており、受注残高も前年同期末比36.6%増と大幅に増加している。 <6136> OSG 1782.5 -174大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は145億円で前年同期比2.7%増となり、通期予想は従来の230億円から190億円に下方修正した。円安のプラス効果はあるものの、需要回復が想定以上に弱く生産調整を継続しているほか、インフレによるコスト増なども収益の下振れ要因に。通期市場コンセンサスは220億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正となる形に。 <3093> トレファク 1413 -227急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は17.5億円で前年同期比20.5%増となったが、第1四半期の13.5億円、同30.7%増から増益率は鈍化。第1四半期に上方修正した水準で着地し、目先の出尽くし感が先行した。6-8月期は同4.8%の小幅減益に転じた。新店用在庫の確保を目的としたセンター拡張移転に伴うコスト増、人材確保を目的としたベースアップ、ドレスレンタル事業での広告投資増加などが影響。 <3697> SHIFT 15650 +1000大幅反発。前日に24年8月期の決算を発表、営業利益は105億円で前期比8.9%減となり、従来予想レンジ116-146億円の下限も下回っている。売上下振れに伴う稼働率の低下が背景。ただ、第3四半期決算がネガティブサプライズとなったことで業績下振れは想定線、目先の悪材料出尽くし感が先行する格好に。25年8月期は135億円、前期比28.1%増の見通しとしており、今後の成長軌道回帰を意識する流れにも。 <3994> マネーフォワード 6240 +326大幅反発。バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」の料金体系改定を発表。安定的なサービス提供を可能にする開発体制の構築、利用状況や会社規模に応じたプラン提供のため、25年2月および6月に料金体系の一部を改定する。ひとり法人プランを新設するほか、スモールビジネスプラン、ビジネスプランをそれぞれ月額2000円ずつ値上げする。25年11月期の収益押し上げ効果につながるとの期待が先行へ。 <2337> いちご 384 +22大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は第1四半期の42億円、前年同期比72.6%増に対し、6-8月期は26億円、同13.3%減となったが、物件売却タイミングが減益要因で、市場想定並みの水準とみられる。不動産取得は順調として、通期予想の160億円は据え置き。一方、発行済み株式数の3.88%に当たる1700万株、60億円を上限とする自社株買いを発表、想定以上の規模と評価する動きに。 <6432> 竹内製作 4705 +325大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は249億円で前年同期比46.5%増となり、通期予想は従来の385億円から445億円に上方修正した。ミニショベル販売減速で売上高は下方修正だが、海上運賃の減少や円安効果が収益を押し上げる。決算評価はまちまちだが、発行済み株式数の4.2%に当たる200万株、70億円を上限とする自社株買いを発表、初めての大規模自社株買いで、資本政策の改善を評価する形に。 <2157> コシダカHD 1133 +150ストップ高。前日に24年8月期決算を発表、営業利益は102億円で前期比32.6%増となり、従来予想の92.8億円を大きく上振れた。第3四半期までで前年同期比18.3%増であったが、6-8月期は一段と増益率が高まる格好に。25年8月期は116億円で前期比13.9%増の見通し。客数を軸とした既存店の順調推移を見込むほか、新店効果も寄与するもよう。年間配当金も前期比6円増の24円を計画している。 <3382> 7&iHD 2292 -33大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は1870億円で前年同期比22.4%減となり、従来予想の2220億円を下振れた。コンセンサスも下振れだが、先の観測報道で2000億円を下回ったもようとは伝わっていた。一方、通期予想は従来の5450億円から4030億円に下方修正した。海外コンビニ事業の不振が主な要因。業績下振れ自体は想定線だが、下方修正幅の大きさをネガティブ視する動きが先行。 <9983> ファーストリテ 54490 +3130大幅続伸。前日に24年8月期決算を発表、営業利益は5009億円で前期比31.4%増となり、従来計画の4750億円を大きく上回った。国内外のユニクロ事業が大幅増益となり、それぞれ計画を上振れる形になった。25年8月期は5300億円で同5.8%増の見通し、中国を含め海外事業において現地通貨ベースでの大幅増益を見込んでいる。前期の上振れ分、市場コンセンサスも100億円強上回っているとみられる。 《ST》
関連銘柄 10件
1,145
11/21 15:30
-33(%)
時価総額 94,234百万円
カラオケチェーン「カラオケまねきねこ」を国内外で展開。ひとりカラオケ専門店「ワンカラ」、アクエル前橋等の不動産管理事業等も手掛ける。カラオケ店舗数は国内外で680店超。カラオケは海外の積極展開を継続。 記:2024/10/22
2337 東証プライム
382
11/21 15:30
-6(%)
時価総額 170,225百万円
不動産資産運用会社。収益不動産を取得し、賃貸や売却で利益を得る心築事業を展開。アセットマネジメント事業、クリーンエネルギー事業も手掛ける。いちご目黒ビルは資産価値が向上。ワンファイブホテルズは成長。 記:2024/10/22
1,268
11/21 15:30
-9(%)
時価総額 30,873百万円
総合リユース業態「トレジャーファクトリー」を全国展開。ブランド専門リユース業態、スポーツ・アウウトドア専門リユース業態等も。グループ店舗数は270店超。中期経営計画では27.2期売上高503億円目標。 記:2024/06/03
2,556
11/21 15:30
-41(%)
時価総額 6,657,245百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
3697 東証プライム
15,435
11/21 15:30
+255(%)
時価総額 275,252百万円
ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービスが柱。Web企画制作、マーケティング等も。連結エンジニア数は1.1万人超。エンジニア採用、事業開発投資進める。27.8期売上2000億円目指す。 記:2024/10/25
3994 東証プライム
4,434
11/21 15:30
+28(%)
時価総額 242,429百万円
経理・確定申告、人事労務等の「マネーフォワード クラウド」が主力。家計簿アプリや事業用プリペイドカード、企業間請求・決済代行サービスなども。課金顧客数は35万超。企業間請求・決済代行サービスは好調。 記:2024/10/28
6136 東証プライム
1,782
11/21 15:30
±0(%)
時価総額 176,744百万円
世界有数の総合切削工具メーカー。ねじ切り工具(タップ)で世界トップシェア。エンドミル、ドリル等も手掛ける。幅広い製品ラインナップが強み。Aブランド製品のラインナップを拡充。微細精密加工向けシェア向上図る。 記:2024/10/29
6432 東証プライム
4,770
11/21 15:30
-60(%)
時価総額 233,725百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
9716 東証プライム
780
11/21 15:30
+10(%)
時価総額 93,520百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。大型プロジェクトが進行中。26.2期営業利益85.8億円目標。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
48,470
11/21 15:30
-1,190(%)
時価総額 15,424,172百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25