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住石HD、ヨシタケ、ホリイフードなど

2024/5/17 15:23 FISCO
<7273> イクヨ 2177 -91大幅反落。前日に24年3月期決算を発表、営業利益は7.1億円で前期比2.4%増となり、従来計画の4.8億円を大幅上振れ着地。第3四半期までで2億円、前年同期比53.1%減であったため、上振れ幅は想定以上とみられる。ただ、25年3月期は1.7億円で同76.5%減と大幅減益見通しになっており、ネガティブなサプライズが先行する形になっている。なお、前期についても期初予想は営業益半減見通しではあった。 <3077> ホリイフード 340 -52急落。玉光堂HDとの業務提携、並びに、玉光堂HDが組合員となっている麻布台1号有限責任事業組合によるTOBの実施が発表されている。TOBは同社親会社であるOUNHが所有する株式297万6800株(発行済み株式数の52.5%)を取得することが目的で、TOB価格330円のディスカウントTOBとなっている。既存株主にとっては株主価値の低下につながると意識される形に。 <6488> ヨシタケ 860 -135一時ストップ安。前日に24年3月期決算を発表。営業利益は8.7億円で前期比1.7%減となり、従来予想の10.2億円を下回り、一転減益着地となった。また、25年3月期は8.7億円で同0.6%減と連続減益を見込む。新規子会社ののれん償却やベアによる人件費負担の増加などが主因。営業外収支悪化などで純利益は2ケタの減益見通しに。前日は期待感からか株価が大幅高となっており、その反動も強まった。 <1514> 住石HD 1954 +400ストップ高。麻生との資本業務提携契約締結を一昨日に発表、引き続き材料視された。麻生は現在、議決権比率4.08%となる2522万8700株を所有しているが、今後市場内での取得により、保有割合を50.0%超から60.0%以下にすることを目指すとしている。目先の需給インパクトへの期待感につながっているようだ。また、九州地区における事業拡大、新規事業に向けた協業などの業務提携も進めていくようだ。 <4751> サイバー 1030.5 -46大幅反落。バンダイナムコHDがスマホ向けゲームアプリ「学園アイドルマスター」を前日にリリース、同タイトルには子会社のQualiArtsが開発に携わっており、前日には期待感から大幅高の展開となっていた。ただ、同タイトルのセールスランキングは現在、前日の1位から4位に失速しており、失望感からの反動安となっているようだ。 <8035> 東エレク 36090 -730反落。半導体製造装置の最大手企業である米アプライドマテリアルズが2-4月期決算を発表、売上高やEPSは市場予想を上回り、5-7月期売上高見通しも市場平均を上回った。ただ、一部で高い見通しなどが示されていたこともあり、ポジティブインパクトは限定的、時間外取引で株価は下落しており、同社にとってのマイナス材料につながった。なお、半導体関連株は全般、来週のエヌビディアの決算待ちの状況にも。 <4344> ソースネクスト 194 +10大幅反発。子会社のポケトークが小売店などの訪日客施策を後押しするサービスを開始すると報じられている。「ポケトーク」を貸し出し、会話内容から言語にひも付けて需要などを分析するシステムをセットで提供するようだ。利用企業は端末を通じて訪日客の関心や要望を言語ごとに把握し、商品陳列や在庫調整に活用できることになる。第1弾としてビックカメラが導入を決め、12店舗で17日から始めるもよう。 <5631> 日製鋼所 4456 +292大幅続伸。前日に決算説明会が開催されたが、25年3月期防衛事業の受注額が前期比6割増の1130億円になるとの見通しが示されたもよう。防衛事業の受注額は23年3月期の361億円から24年3月期には705億円に増加、全体の30%を占める状況となっている。2月に装甲車を初めて受注したほか、電気エネルギーから発生する磁場を利用して弾丸を高速で撃ち出す兵器の「レールガン」なども手掛けているもよう。 <1518> 三井松島HD 5130 -240もみ合い。前日に提出された変更報告書によると、シティインデックスイレブンスの共同保有比率が11.22%から14.56%にまで上昇していることが明らかになっている。保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案などを行うこととされている。5月13日提出の大量保有報告書で6.97%の大株主に浮上したことが判明したが、その後は連日、保有比率上昇の変更報告書が提出されている。 <6800> ヨコオ 1953 +177急伸。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューも2000円から3000円に引き上げた。想定以上にCTCの回復が見込めることに加え、VCCSが高水準を維持できるとの見方に変更し業績予想を上方修正。25年3月期営業利益は会社計画45.5億円を上回る50億円予想。26年3月期は70億円を見込む。中長期的な半導体需要拡大や高度化を背景に再拡大期を迎える可能性としている。 《ST》
関連銘柄 10件
1514 東証スタンダード
824
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 48,528百万円
住石マテリアルズを中核とする持株会社。石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤなど先端素材の製造・販売、砕石の採取等も。麻生と資本業務提携。新素材事業部門では化合物半導体関連企業との関係強化などに取り組む。 記:2024/06/09
3,635
11/22 15:30
+120(%)
時価総額 47,488百万円
日本ストロー、明光商会などを傘下に収める持株会社。1913年創業。24.3期に祖業の石炭生産・販売事業から完全撤退。生活消費財、産業用製品の生活関連事業が柱に。環境対応素材ストローの拡大などに注力。 記:2024/08/10
3077 東証スタンダード
340
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 1,928百万円
全席個室ダイニング「隠れ菴 忍家」、「常陸之國 もんどころ」等を展開。北関東地盤。イタリアン業態、韓国料理業態等も。忘新年会などがある下半期が繁忙期。外食需要の改善等により、北関東エリアは売上順調。 記:2024/06/24
4344 東証プライム
194
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 26,453百万円
ソフトウェア、ハードウェアの企画・開発・販売等を行う。筆王、ZEROウイルスセキュリティ等を手掛ける。AI通訳機のポケトークなどを傘下に持つ。サブスクリプション型テキスト化サービスは会員数が順調増。 記:2024/10/11
4751 東証プライム
1,008.5
11/22 15:30
-4.5(%)
時価総額 510,648百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6488 東証スタンダード
648
11/22 15:17
-1(%)
時価総額 9,030百万円
自動弁の総合メーカー。蒸気配管向け減圧弁、工場装置向け電磁弁などが主力製品。自動自力式バルブで国内シェア2位。設計から製造まで行う一貫体制が強み。内製化の推進継続。25.3期はM&A効果などで増収見込む。 記:2024/06/29
6800 東証プライム
1,530
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 36,491百万円
独立系車載アンテナメーカー。1922年創業。半導体検査用ソケットやプローブカード、電子機器用微細コネクタ等も手掛ける。超微細精密加工技術が強み。今下期にベンチャーエコシステム向け新製品の量産開始を見込む。 記:2024/06/11
7273 東証スタンダード
2,591
11/22 14:49
+131(%)
時価総額 3,988百万円
自動車用樹脂部品メーカー。1947年創業。ドアトリム等の内装品、フロントグリル等の外装品の製造・加工・販売を行う。三菱自動車工業などが主要得意先。新規品の受注活動の積極展開、原価低減活動の推進図る。 記:2024/09/03
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07